特許
J-GLOBAL ID:200903038831777217

フェーズロックドループ回路、再生装置、及びフェーズロックドループ回路の引き込み制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318491
公開番号(公開出願番号):特開平11-149704
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 簡略な構成によっても、ワイドキャプチャー、ワイドロックが可能なCLVサーボ制御系とPLL回路を得る。【解決手段】 ワイドモードにおいては、サーボ引き込み時には、FCOカウンタ45の出力とCLV速度カウンタ33の計測値(EFM周波数)との誤差情報を積分回路48、D/Aコンバータ49、加算器43を介してVCO44の誤差制御信号として入力する。PLL回路がロックしたとされると、積分回路48への入力がPCI回路50によるPLCKとEFM信号の位相誤差の低域成分に切り替わるようにされる。これにより、サーボ引き込み時とPLL回路のロック時とで、VCOの発振周波数がディスク回転速度に対応するEFM信号周波数に追従するよう動作させ、キャプチャーレンジとロックレンジのワイド化を図るようにされる。
請求項(抜粋):
ディスク状記録媒体から再生されたランレングスリミテッド符号を抽出する符号抽出手段と、所定の周波数による基準信号を発生する基準信号発生手段と、上記基準信号発生手段により発生された基準信号に基づいて、電圧制御発振手段の発振出力に基づいて得られるクロックの周波数を計測するクロック周波数計測手段と、上記クロック周波数計測手段により計測されたランレングスリミテッド符号の周波数と目標値とを比較して、その差分情報を算出する周波数差演算手段と、上記符号抽出手段から抽出したランレングスリミテッド符号の周波数を上記基準信号発生手段により発生された基準信号に基づいて計測し、計測した周波数情報を上記周波数差演算手段における目標値として出力することのできる目標周波数計測手段と、上記符号抽出手段から抽出したランレングスリミテッド符号に対する上記クロックの位相誤差低域情報を出力する位相差検出手段と、入力された上記周波数差演算手段の差分情報、及び上記位相差検出手段の位相誤差低域情報について、何れか一方を択一的に選択して出力する情報選択手段と、上記情報選択手段から出力された差分情報又は位相誤差低域情報について積分を行う積分手段と、上記符号抽出手段から抽出したランレングスリミテッド符号と上記クロックに基づく周波数信号とについて位相比較を行い、位相比較情報としての信号を出力するように動作する位相比較手段と、上記積分手段の出力と上記位相比較手段の出力を加算して上記電圧制御発振手段に対して発振制御信号として出力する加算手段と、当該フェーズロックドループ回路がロックしているか否かを判別するロック判別手段と、上記ロック判別手段により、当該フェーズロックドループ回路がロックしていないと判別された場合には、上記情報選択手段により上記周波数差演算手段の差分情報が選択されるように制御し、当該フェーズロックドループ回路がロックしていると判別された場合には、上記情報選択手段により上記位相差検出手段の位相誤差低域情報が選択されるように制御する切換制御手段と、を備えていることを特徴とするフェーズロックドループ回路。
IPC (2件):
G11B 19/28 ,  H03L 7/08
FI (2件):
G11B 19/28 B ,  H03L 7/08 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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