特許
J-GLOBAL ID:200903038877360191

表皮付樹脂成形品の製造方法および表皮付樹脂成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006564
公開番号(公開出願番号):特開平11-198175
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】大きな圧縮力が不要となり、表皮材が損傷せず、溶融樹脂の流動バランスが再現性よく確保され、金型を複雑にせずに、金型への表皮材の装着が容易となる表皮付樹脂成形品の製造方法および表皮付樹脂成形品の提供。【解決手段】可動型4を第1位置αまで後退させて凹みを生じさせ、この凹みに表皮材5を装着し、金型2への表皮材5の装着を容易にする。表皮材5を装着した金型2を閉鎖し、第2位置βまで可動型4を前進させた後、溶融樹脂3の射出を開始し、可動型4を再度前進させる。これにより、凹みを浅くし、溶融樹脂3が当該凹みに進入しても、大きな圧縮力が不要となり、表皮材5が損傷しない。しかも、キャビティおよびコアの位置が反転せず、溶融樹脂3の流動バランスがよい。
請求項(抜粋):
対向配置される金型部を備えた金型の内部に表皮材が装着された状態で、前記金型のキャビティに溶融樹脂を射出することにより、前記表皮材が表面に接合された成形品を成形する表皮付樹脂成形品の製造方法であって、前記金型として、前記キャビティに対して進退可能となった可動型が前記対向配置される前記金型部の少なくとも一方に設けられるとともに、前記溶融樹脂を前記キャビティ内に導入するゲートが前記表皮材と対向しない位置に設けられているものを採用し、前記可動型の型面が当該可動型の周囲の型面から所定の深さまで没する第1位置まで前記可動型を後退させ、この状態で、前記可動型の型面に前記表皮材を装着した後、前記金型を閉鎖するとともに、前記第1位置よりも浅いが装着された前記表皮材の表面が前記周囲の型面から没する第2位置まで前記可動型を前進させ、前記第2位置に前記可動型が配置されている状態で、前記溶融樹脂の射出を開始してから、前記第2位置から前記可動型を前進させて射出された前記溶融樹脂を圧縮することを特徴とする表皮付樹脂成形品の製造方法。
IPC (5件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29K105:20 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
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