特許
J-GLOBAL ID:200903039129901534

多層プリント配線板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-106816
公開番号(公開出願番号):特開2008-270239
出願日: 2007年04月16日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】伝送線路の特性インピーダンス及び信号伝送用スルーホールの特性インピーダンスが不整合であっても、伝送線路全体の特性インピーダンスが場所によって不整合とならない多層プリント配線板を提供する。【解決手段】特性インピーダンスがZ0(Ω)に設定された第1伝送線路10と、第1伝送線路10に接続された第1接続線路12と、特性インピーダンスがZ0(Ω)に設定された第2伝送線路11と、第2伝送線路11に接続された第2接続線路13と、第1接続線路12及び第2接続線路13に接続された信号伝送用スルーホール14と、を有し、第1接続線路12と信号伝送用スルーホール14と第2接続線路13とからなるスルーホール近傍線路15の長さが式により算出されるL(mm)に設定されており、さらに第1接続線路12及び第2接続線路13の特性インピーダンスが、ともに式により算出されたZ1(Ω)に設定された多層プリント配線板である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一方の面に特性インピーダンスがZ0(Ω)に設定された第1伝送線路及び上記第1伝送線路に接続された第1接続線路が設けられ、他方の面に特性インピーダンスがZ0(Ω)に設定された第2伝送線路及び上記第2伝送線路に接続された第2接続線路が設けられ、さらに、上記第1接続線路及び上記第2接続線路が信号伝送用スルーホールで接続された多層プリント配線板であって、上記多層プリント配線板は、上記第1接続線路と上記信号伝送用スルーホールと上記第2接続線路とからなるスルーホール近傍線路の長さが下記式(1)及び(2)により算出されるL(mm)に設定されており、さらに、上記第1接続線路及び上記第2接続線路の特性インピーダンスが、ともに下記式(3)により算出されたZ1(Ω)となるよう設定されていることを特徴とする多層プリント配線板。 Tr=0.35/fs ・・・(1) L=(Tr・C0)/(n・√εr) ・・・(2) Tr:信号伝送用スルーホールを流れる信号の立ち上り時間(s) fs:信号伝送用スルーホールを流れる信号の周波数成分(Hz) C0:光速度 n:集中定数として扱う事ができる長さを規定する定数(3.5〜10) εr:絶縁層の比誘電率
IPC (2件):
H05K 3/46 ,  H05K 1/02
FI (3件):
H05K3/46 Z ,  H05K3/46 N ,  H05K1/02 P
Fターム (10件):
5E338AA03 ,  5E338BB13 ,  5E338CC01 ,  5E338CD14 ,  5E338CD32 ,  5E338EE11 ,  5E346AA42 ,  5E346BB02 ,  5E346BB15 ,  5E346HH03
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 多層配線基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-013278   出願人:日本電気株式会社
  • 多層回路基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-318042   出願人:松下電器産業株式会社
  • 高周波多層回路基板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-127398   出願人:シャープ株式会社
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