特許
J-GLOBAL ID:200903039177557772

仕上圧延異常診断装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-431275
公開番号(公開出願番号):特開2004-167604
出願日: 2003年11月20日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】熱間仕上圧延において、制御及び物理現象を表現する数式モデルと操業経験に基づいて板厚品質異常診断を行う仕上圧延異常診断装置及び方法。【解決手段】目標設定値を印加するSCC設定部と、実測データを収集するための実測データ収集部と、仕上圧延異常診断を開始する出側板厚計ロードオン判断部と、板厚データを用いて先端部、尾端部及び中央部を区分するための評価区分判断部と、前記先端部、尾端部及び中央部それぞれの領域でオンゲージ率を演算するためのオンゲージ率演算部と、前記実測データ収集部及びオンゲージ率演算部の出力値から前記先端部、中央部及び尾端部の各領域の異常などを判定するための1次異常判定部と、運転者の介入有無、素材異常、設備異常又は制御異常を判定する2次異常判定部と、前記SCC設定部で設定した目標値と実測値を用いて前記2次異常判定部による判定値の確信度を決定する確信度判定部とを含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
仕上圧延において品質及び制御の異常原因を推定して圧延板の品質度合いを高めるための仕上圧延異常診断装置において、 目標板厚、目標荷重、ロール速度及びロールギャップなどの目標設定値を印加するSCC(Supervisory Control Computer)設定部と、 実測データを収集するための実測データ収集部と、 出側板厚計がロードオンされたか否かを判定し、ロードオンされていると、仕上圧延異常診断を開始する出側板厚計ロードオン判断部と、 板厚データを用いて先端部、尾端部及び中央部を区分するための評価区分判断部と、 前記実測データ収集部から収集されたデータ及び前記SCC設定部に設定された値を用いて前記先端部、尾端部及び中央部それぞれの領域でオンゲージ率を演算するためのオンゲージ率演算部と、 前記実測データ収集部及びオンゲージ率演算部の出力値から前記先端部、中央部及び尾端部の各領域の異常などを判定するための1次異常判定部と、 前記実測データ収集部の出力値及び前記SCC設定部に設定された値を用いて運転者の介入有無、素材異常、設備異常又は制御異常を判定する2次異常判定部と、 前記SCC設定部で設定した目標値と実測値を用いて前記2次異常判定部による判定値の確信度を決定する確信度判定部とを含む仕上圧延異常診断装置。
IPC (2件):
B21B37/18 ,  B21C51/00
FI (2件):
B21B37/02 A ,  B21C51/00 Q
Fターム (7件):
4E024AA07 ,  4E024BB20 ,  4E024CC01 ,  4E024CC02 ,  4E024CC03 ,  4E024CC08 ,  4E024DD20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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