特許
J-GLOBAL ID:200903039222086123

インクジェット記録装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-048248
公開番号(公開出願番号):特開2003-246055
出願日: 2002年02月25日
公開日(公表日): 2003年09月02日
要約:
【要約】【課題】 圧力室の長さに関わらず十分に残留圧力振動を低減できるようにする。【解決手段】 先ず、圧力室の容積を拡大させる、パルス幅がTc/2の第1のパルス信号21をアクチュエータに供給する。続いて、圧力室の容積を収縮させる、パルス幅がTcの第2のパルス信号22をアクチュエータに供給する。その後に、圧力室の容積を再び拡大させる第3のパルス信号23を供給する。この第3のパルス信号23は、そのパルス幅の中心が第2のパルス信号22の終了とTc/4の時間間隔を有する。また、この第3のパルス信号22のパルス幅または電圧を残留圧力振動が低減するように調整する。
請求項(抜粋):
インクが充填される圧力室と、前記圧力室に連通しインクを吐出するノズルと、前記圧力室の容積を駆動信号に応じて変化させるアクチュエータとを有するインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置の駆動方法であって、前記インク吐出後に前記圧力室のインクの残留圧力振動を低減する駆動方法において、前記圧力室の容積を拡大させる第1のパルス信号を前記アクチュエータに供給する第1のステップと、この第1のステップに続いて、前記圧力室の容積を収縮させる第2のパルス信号を前記アクチュエータに供給する第2のステップと、この第2のステップの後に、前記圧力室の容積を再び拡大させる第3のパルス信号を供給する第3のステップとからなり、前記圧力室内のインクの固有振動周期をTcとし、l、m、nを自然数とするとき、前記第1のパルス信号のパルス幅が(l-1/2)Tcであり、前記第2のパルス信号のパルス幅がmTcであり、前記第3のパルス信号のパルス幅中心が前記第2のパルス信号の終了と(n-3/4)Tcの時間間隔を有し、かつ前記第3のパルス信号のパルス幅または電圧を残留圧力振動が低減するように調整可能としたことを特徴とするインクジェット記録装置の駆動方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (7件):
2C057AF08 ,  2C057AL25 ,  2C057AM21 ,  2C057AM22 ,  2C057AR08 ,  2C057BA05 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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