特許
J-GLOBAL ID:200903039356679180

制振装置の質量体移動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-280754
公開番号(公開出願番号):特開2003-090383
出願日: 2001年09月14日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 アクティブ制振装置における質量体の移動変位と移動速度とを共に同時に装置の設定限界値内に維持して管理することが可能な質量体移動制御方法を提供する。【解決手段】 制振対象物であるビル32への入力振動を検出した相対変位センサー41からの出力信号を指令信号に変換して、この指令信号によってACサーボモータ22を駆動する。このとき、ACサーボモータ22の駆動によって移動される質量体14の変位および速度を、クローズド・マイナー・ループでそのACサーボモータ22に入力される直前の前記指令信号にフィードバックする。このフィードバックをするにあたって、低次と高次の複数の制振対象振動モード毎に個別の可変スカラーゲイン52,52aを設定し、該各可変スカラーゲインをコントローラ48で同時にかつ個別に連続的に可変制御する。これにより該指令信号を低次の制振対象振動モードに対しては質量体14の移動変位に比例させる一方、高次の制振対象振動モードに対しては質量体14の移動速度に比例させる。
請求項(抜粋):
制振対象物の振動を、ACサーボモータを駆動する指令信号に変換し、該指令信号により該ACサーボモータを駆動して質量体を移動し、該質量体の移動によって制振対象物を制振するようにした制振装置の質量体移動制御方法において、該質量体の変位および速度を検知して、該変位信号および速度信号を前記ACサーボモータ直前の指令信号にクローズド・マイナー・ループでフィードバックさせるにあたって、低次と高次の制振対象モード毎に個別の可変スカラーゲインを設定し、該各可変スカラーゲインをコントローラで同時にかつ個別に連続的に可変制御することにより、該指令信号を低次の制振対象モードに対しては質量体の変位に比例させるとともに高次の制振対象モードに対しては質量体の速度に比例させることを特徴とする制振装置の質量体移動制御方法。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341
FI (3件):
F16F 15/02 A ,  F16F 15/02 C ,  E04H 9/02 341 D
Fターム (4件):
3J048AD01 ,  3J048BF14 ,  3J048DA10 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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