特許
J-GLOBAL ID:200903040486491474

超合金製品に対する熱障壁耐熱被膜と、それの実施方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162596
公開番号(公開出願番号):特開平10-121264
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ボンド被膜(中間被膜)によって局部的な剥離を防ぎ、超合金製品の表面、特に耐熱性が要求される表面、超合金基質の面に対する熱障壁耐熱被膜の被着性を高め、超合金製品の耐用寿命を飛躍的に延ばす。【解決手段】 プラチナ・アルミナイド被膜50と、プラチナでエンリッチされたMCrAlY合金層48とは、超合金基体40とMCrAlY合金ボンド被膜46とから酸化物層54へ遷移金属が移動しないように抑え、これによって、酸化物層54を極めてピュアなアルミナの層にし、プラチナでエンリッチされた超合金層44は、MCrAlYボンド被膜46から超合金基体40へアルミニウムが移動しないようにし、これによって酸化物層54を極めてピュアーなアルミナの層に保ち、セラミック熱障壁耐熱被膜56に長期にわたる付着性を付与し、さらに、超合金基体40から酸化物層54への遷移金属の移動を抑制する、超合金製品40に対する熱障壁耐熱被膜56。
請求項(抜粋):
超合金基体に施される多層の熱障壁耐熱被膜であって、該多層の熱障壁耐熱被膜は、白金族金属でエンリッチされた超合金層、該白金族金属でエンリッチされた超合金層に被覆されるアルミニウム含有合金ボンド被膜、アルミニウム含有合金ボンド被膜の上に施される白金族金属でエンリッチされたアルミニウム含有合金層、白金族金属でエンリッチされたアルミニウム含有合金層の上に施される白金族金属の少なくとも一つのアルミナイドの被膜、少なくとも一つの白金族金属アルミナイドの被膜に施される酸化物層および該酸化物層に施されるセラミック熱障壁耐熱被膜から構成されているもの。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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