特許
J-GLOBAL ID:200903040691108110

ロジン系化合物の水性エマルジョンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊永 博隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-012658
公開番号(公開出願番号):特開2000-210546
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 回転型乳化機とは別種の高圧吐出型乳化機を用いて、迅速且つ容易にロジン系化合物を水性エマルジョン化する。【解決手段】 乳化剤水溶液を高圧吐出型乳化機10の第一供給路2から高圧でオリフィス4に供給し、溶融状のロジン系化合物を第二供給路3から高速流噴出部5に供給し、オリフィス4から噴出させた乳化剤水溶液の高速流をロジン系化合物に高速流噴出部5内で、ロジン系化合物の軟化点を基準として-30°C〜+15°Cの範囲内の混合温度で衝突させ、これらの混合物を吸収セル6を多段状に嵌挿した吸収セル部8内に導き入れてエマルジョン排出部9から排出する。乳化セル部8の長さを可変調整できるため、1パスで微細で均一なエマルジョンが得られる。乳化剤水溶液の圧送路とは別のラインで溶融状のロジン系化合物を乳化セル1に供給するため、乳化機10のシール部の熱劣化がない。
請求項(抜粋):
乳化セル(1)と乳化セル(1)への流体供給手段(17)・(19)により高圧吐出型乳化機(10)を構成し、上記乳化セル(1)に第一供給路(2)、第二供給路(3)、オリフィス(4)、細長い空洞(7)を具備した吸収セル(6)を着脱可能に多段状に組み合わせた吸収セル部(8)及びエマルジョン排出部(9)を設け、第一供給路(2)の出口をオリフィス(4)に連通し、オリフィス(4)の出口側の高速流噴出部(5)を吸収セル部(8)の入口(8a)に臨ませ、第二供給路(3)の出口を高速流噴出部(5)に連通し、吸収セル部(8)の出口をエマルジョン排出部(9)に連通して、乳化剤水溶液を第一供給路(2)から高圧でオリフィス(4)に供給し、加熱溶融したロジン系化合物を第二供給路(3)から高速流噴出部(5)に供給して、オリフィス(4)の出口から噴出させた乳化剤水溶液の高速流をロジン系化合物に高速流噴出部(5)内で、ロジン系化合物の軟化点を基準として-30°C〜+15°Cの範囲内の混合温度で衝突させるとともに、これらの混合物を吸収セル部(8)内に導き入れた後にエマルジョン排出部(9)から排出して、乳化剤水溶液とロジン系化合物を予備混合することなく別々に乳化セル(1)内に供給し、高速流噴出部(5)内での両成分の衝突と吸収セル部(8)内の通過によって水性エマルジョンを生成することを特徴とするロジン系化合物の水性エマルジョンの製造方法。
IPC (5件):
B01F 3/08 ,  B01F 5/00 ,  B01J 13/00 ,  C09D 5/02 ,  D06M 15/17
FI (5件):
B01F 3/08 A ,  B01F 5/00 Z ,  B01J 13/00 A ,  C09D 5/02 ,  D06M 15/17
Fターム (40件):
4G035AB40 ,  4G035AC26 ,  4G035AC37 ,  4G035AC55 ,  4G035AE13 ,  4G065AA01 ,  4G065AA06 ,  4G065AB01X ,  4G065AB01Y ,  4G065AB02X ,  4G065AB05X ,  4G065AB05Y ,  4G065AB13X ,  4G065AB13Y ,  4G065AB14X ,  4G065AB14Y ,  4G065AB17Y ,  4G065AB22Y ,  4G065AB35X ,  4G065AB35Y ,  4G065BA03 ,  4G065BA07 ,  4G065BB01 ,  4G065BB06 ,  4G065CA02 ,  4G065DA06 ,  4G065DA07 ,  4G065EA01 ,  4G065EA03 ,  4G065EA05 ,  4G065FA01 ,  4G065FA02 ,  4G065GA01 ,  4J038BA231 ,  4J038MA08 ,  4J038MA10 ,  4J038MA14 ,  4L033AC15 ,  4L033CA01 ,  4L033CA18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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