特許
J-GLOBAL ID:200903040697092282

円偏光分離素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  勝沼 宏仁 ,  鈴木 清弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-359342
公開番号(公開出願番号):特開2004-170938
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】 反射効率に優れた薄膜構成の円偏光分離素子を容易にかつ効果的に製造することができる、円偏光分離素子の製造方法を提供する。【解決手段】 配向能を有するガラス基板11上に、コレステリック液晶溶液をスピンナー等を用いて塗布し、塗布膜13を形成する。次に、塗布膜13を加熱し、未硬化状態のコレステリック液晶膜14を形成する。その後、液晶膜14を室温で所定の時間だけ静置し、液晶膜14がプラーナー配向したコレステリック相の状態となるよう、液晶膜14中の液晶分子を配向させる。そして、未硬化状態の液晶膜14を、室温で過冷却のコレステリック相の状態に保ちつつ、当該未硬化状態の液晶膜14に窒素雰囲気で紫外線を照射し、硬化状態のコレステリック液晶膜15を形成する。以上により、ガラス基板11上にコレステリック液晶膜15が積層されてなる単層構成の円偏光分離素子10が製造される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
配向能を有する基材上に、放射線重合型コレステリック液晶材料を溶剤に溶解したコレステリック液晶溶液を塗布して、塗布膜を形成する第1の工程と、 前記第1の工程で形成された前記塗布膜から溶剤を除去して、未硬化状態のコレステリック液晶膜を形成する第2の工程と、 前記第2の工程で形成された前記未硬化状態のコレステリック液晶膜を、過冷却のコレステリック相の状態に保ちつつ、当該未硬化状態のコレステリック液晶膜に放射線を照射して硬化させ、硬化状態のコレステリック液晶膜を形成する第3の工程とを含むことを特徴とする、円偏光分離素子の製造方法。
IPC (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335
FI (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335
Fターム (17件):
2H049BA05 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BC05 ,  2H049BC09 ,  2H049BC22 ,  2H091FA07 ,  2H091FB02 ,  2H091FB04 ,  2H091FB12 ,  2H091FC22 ,  2H091FC23 ,  2H091FD06 ,  2H091FD13 ,  2H091GA06 ,  2H091LA09 ,  2H091LA30
引用特許:
審査官引用 (10件)
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