特許
J-GLOBAL ID:200903040896631214

光路偏向素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 樺山 亨 ,  本多 章悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-348535
公開番号(公開出願番号):特開2004-184522
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】光路偏向素子で数μmから数十μm程度の実用的な光路シフト量を得るためには、液晶層の厚みを数十μmから数百μmと比較的厚く設定する必要があるが、光路偏向素子作成時あるいは継続的な光路シフト駆動に伴い、液晶部に白濁が発生する場合がある。比較的液晶層が厚い垂直配向強誘電性液晶素子においては、均一な配向状態を形成・維持することが重要課題である。【解決手段】光路偏光素子1は、垂直配向膜3を内側に有する透明な一対の基板2、2間に充填された、ホメオトロピック配向をなすキラルスメクチックC相を形成可能な液晶層5に、高分子材料のモノマー等を含ませ、液晶層5がスメクチックA相を形成する温度に保持して分子配向を整え、光重合を行って高分子材料から成る繊維状あるいは網目状の組織5bを形成した後、キラルスメクチックC相を形成する温度まで冷却する。液晶層5が厚くても液晶分子の乱れがない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
透明な一対の基板と、該基板間に充填されたホメオトロピック配向をなすキラルスメクチックC相を形成可能な液晶層と、該液晶層内の前記基板面と平行な方向に駆動電界を形成する電極対とを有し、該電極対にかける駆動電界の方向の切換えによって液晶分子の配向方向を切換えて前記液晶層の層法線に対する光学軸の傾斜方向を切換えて、前記基板面への入射光に対する、前記基板面からの出射光路を切換える光路偏向素子において、前記液晶層が繊維状あるいは網目状の組織を含有することを特徴とする光路偏向素子。
IPC (3件):
G02F1/13 ,  G02F1/1334 ,  G02F1/31
FI (3件):
G02F1/13 505 ,  G02F1/1334 ,  G02F1/31
Fターム (32件):
2H088EA44 ,  2H088EA45 ,  2H088EA47 ,  2H088GA04 ,  2H088GA10 ,  2H088HA05 ,  2H088HA15 ,  2H088JA04 ,  2H088MA10 ,  2H088MA11 ,  2H088MA16 ,  2H088MA18 ,  2H089HA04 ,  2H089JA04 ,  2H089KA08 ,  2H089KA19 ,  2H089QA03 ,  2H089QA11 ,  2H089QA12 ,  2H089QA15 ,  2H089TA07 ,  2H089UA00 ,  2H089UA03 ,  2H089UA05 ,  2K002AA07 ,  2K002AB06 ,  2K002AB07 ,  2K002AB10 ,  2K002BA06 ,  2K002CA14 ,  2K002DA14 ,  2K002EB02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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