特許
J-GLOBAL ID:200903041139243173

ホログラム偏光分離素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075738
公開番号(公開出願番号):特開平11-271533
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 不用偏光成分の吸収による発熱がなく、劣化が抑制され、また、偏光の分離度も良好で、軽量かつシステムの小型化が可能なホログラム偏光分離素子及びそれを用いた液晶投影表示装置を提供する。【解決手段】 ホログラム1の表面に垂直に入射してきた入射自然光Iは、回折されずに進行する第1の直線偏光E1と、ホログラム1によって回折され、かつ、第1の直線偏光E1に偏光方向が直交した第2の直線偏光E2に分離される。第1の直線偏光E1はそのまま基盤ガラス2を通過していくが、第2の直線偏光E2は、ガラス-空気境界線で内部全反射を起こし、当該ホログラム偏光分離素子の出射側へ出射することはできない。従ってこのホログラム偏光分離素子により、入射自然光のうち一方の直線偏光成分のみを所定方向に通過させることができる。
請求項(抜粋):
ガラス基板にホログラムを形成してなり、入射光における互いに直交する直線偏光成分のうち、一方の直線偏光成分を所定の方向に出射させる機能を有するホログラム偏光分離素子であって、前記ホログラムの作用により、入射光のうち一方の直線偏光成分を回折させ、かつ他方の直線偏光成分を回折させることなく通過させることにより、入射光を回折直線偏光と非回折直線偏光とに分離し、さらに前記ガラス基板内部を進行した前記回折直線偏光が、前記ガラス基板と前記ホログラム偏光分離素子の周囲の媒質との界面で少なくとも一回以上全反射するように構成することにより、前記非回折直線偏光のみを前記所定の方向に出射させることを特徴とするホログラム偏光分離素子。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/1335
FI (3件):
G02B 5/30 ,  G02B 5/32 ,  G02F 1/1335
引用特許:
審査官引用 (15件)
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