特許
J-GLOBAL ID:200903041187184537

蒸発燃料処理系のリークを判定する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 次生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-137357
公開番号(公開出願番号):特開2003-328865
出願日: 2002年05月13日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】内燃機関停止後のリーク判定の精度を向上する。【解決手段】蒸発燃料処理系のリークを判定する装置は、蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、内燃機関の停止を検出する機関停止検出手段と、内燃機関の停止が検出されたならば、蒸発燃料処理系を閉じ、その後所定期間中に圧力センサによって検出された圧力と所定の判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークの有無を判定する。リーク判定装置は、検出された燃料タンク内の燃料の量に、所定の第1のなまし係数を用いたなまし演算を適用して第1の燃料レベルを算出し、第1の燃料レベルに基づいて、リーク判定で用いられる判定値を補正する。また、リーク判定装置は、検出された燃料量に、所定の第2のなまし係数を用いたなまし演算を適用して第2の燃料レベルを算出し、該第2の燃料レベルに基づいて、リーク判定手段によるリークの判定を禁止する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該燃料タンクおよび該キャニスタを接続する第1の通路と、該キャニスタを内燃機関の吸気系に接続する第2の通路と、該キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁と、該第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備える蒸発燃料処理系のリークを判定する装置であって、前記蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、前記内燃機関の停止を検出する機関停止検出手段と、前記機関停止検出手段によって前記内燃機関が停止されたことが検出されたならば、前記パージ制御弁および前記ベントシャット弁を閉じることにより、前記蒸発燃料処理系を閉じた後、所定期間中に前記圧力センサによって検出された圧力と所定の判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークの有無を判定するリーク判定手段と、前記燃料タンク内の燃料の量を検出する残燃料検出手段と、前記検出された燃料量に、所定の第1のなまし係数を用いたなまし演算を適用して、第1の燃料レベルを算出する第1の燃料レベル算出手段と、前記第1の燃料レベル算出手段によって算出された前記第1の燃料レベルに基づいて、前記リーク判定手段で用いられる前記判定値を補正する判定値補正手段と、前記検出された燃料量に、所定の第2のなまし係数を用いたなまし演算を適用して、第2の燃料レベルを算出する第2の燃料レベル算出手段と、前記第2の燃料レベル算出手段によって算出された前記第2の燃料レベルに基づいて、前記リーク判定手段によるリークの判定を禁止する判定禁止手段と、を備える、リーク判定装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 301
FI (4件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 37/00 H ,  F02M 37/00 J ,  F02M 37/00 301 E
Fターム (12件):
3G044BA22 ,  3G044DA02 ,  3G044DA04 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044EA62 ,  3G044FA04 ,  3G044FA14 ,  3G044FA23 ,  3G044FA30 ,  3G044FA39 ,  3G044FA40
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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