特許
J-GLOBAL ID:200903041259773680
デジタル音声信号の帯域分割符号化方法と復号化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早崎 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215932
公開番号(公開出願番号):特開平10-049196
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 デジタル音声信号が複数の多重周波数帯域に分離され、各帯域(F)の信号レベルの大きさに応じた量子化ビット数で該帯域(F)内の信号成分S(F,N)が量子化されるデジタル音声信号の帯域分割符号化方法において、データ伝送量に制約のある伝送系を用いても、量子化ビット数が減少することない符号化方法と復号化方法を提供する。【解決手段】 各帯域(F)毎に帯域内の信号成分S(F,N)を二乗してT個の総和をパワーPOW(F)とし、パワーPOW(F)を符号化して送出するとともに、再び複合化してこの符号化パワーTPOW(F)の大きさで各帯域(F)の量子化ビット数を決定する。復号化側では、符号化したパワーOP(F)から符号化側と同様にこれを復合化し、各帯域(F)の量子化ビット数配分情報(ALOC(F))が得られる。従って、符号化信号にこの量子化ビット数配分情報を含める必要がないので、この情報を含めることによって量子化に割り当てられる総ビット数が減少するということがない。
請求項(抜粋):
デジタル音声信号を、M個の多重周波数帯域(F)に分離しながら、一定時間間隔の順次時間(N)でT個の各周波数帯域(F)の信号成分(S(F,N))を求め、各帯域(F)のT個の信号成分(S(F,N))から該帯域(F)のビット配分指数(ALOC(F))を求め、ビット配分指数(ALOC(F))で指示される量子化ビット数で該帯域(F)の各信号成分(S(F,N))を量子化し、量子化信号成分(QS(F,N))を連続させて伝送路へ送出するデジタル音声信号の符号化方法において、各帯域(F)内の信号成分(S(F,N))を二乗してT個の総和をパワー(POW(F))とし、パワー(POW(F))を圧縮符号化して符号化パワー(OPMAX(F),QOP(F))とした後、符号化パワー(OPMAX(F),QOP(F))から再び復号化して復号化パワー(TPOW(F))を求め、各周波数帯域(F)のビット配分指数(ALOC(F))を復号化パワー(TPOW(F))の大きさによって決定するとともに、パワー(POW(F))を圧縮符号化した前記符号化パワー(OPMAX(F),QOP(F))を、量子化信号成分(QS(F,N))に連続させて伝送路へ送出することを特徴とするデジタル音声信号の帯域分割符号化方法。
IPC (3件):
G10L 7/04
, G10L 9/18
, H03M 7/30
FI (3件):
G10L 7/04 G
, G10L 9/18 C
, H03M 7/30 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特開平4-129430
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特開平2-183630
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帯域分割符号化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-134561
出願人:三洋電機株式会社
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