特許
J-GLOBAL ID:200903041483052689

既設鉄筋コンクリート構造体のせん断補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-316952
公開番号(公開出願番号):特開2009-138455
出願日: 2007年12月07日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】 定着効率が高く、耐久性に優れた既設鉄筋コンクリート構造体のせん断補強構造を提供する。 【解決手段】 既設の鉄筋コンクリート構造体に、せん断補強のための補強鋼材12を差し筋する。まず、壁1部分に構造体の内面側から外面側に向けて、補強鋼材12の外径に余裕分を加えた径で補強鋼材挿入孔11を削孔する。この補強鋼材挿入孔11に、セラミックやUFCなどの耐食性のある素材からなる後端側定着体14を結合した補強鋼材12を挿入する。補強鋼材挿入孔11と補強鋼材12との隙間にはセメントグラウト等の硬化性充填材13を充填する。後端側定着体14が耐食性を有することで、補強鋼材12の後端部をかぶりコンクリート内に位置させて定着長を長くとることができ、そのため定着効率が大きく、せん断補強効果が高い。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既設の壁状または版状の鉄筋コンクリート構造体に、該構造体の一面側から反対面側へ向けて穿設された補強鋼材挿入孔と、前記補強鋼材挿入孔に挿入された棒状の補強鋼材と、前記補強鋼材挿入孔と前記補強鋼材との隙間に充填された硬化性充填材を構成要素とする既設鉄筋コンクリート構造体のせん断補強構造において、前記補強鋼材の挿入方向後端側に、前記補強鋼材の端部を覆う耐食性のある素材からなる後端側定着体が一体化され、前記補強鋼材の外径より径の大きい後端側定着部を形成していることを特徴とする既設鉄筋コンクリート構造体のせん断補強構造。
IPC (1件):
E04C 5/03
FI (1件):
E04C5/03
Fターム (6件):
2E164AA02 ,  2E164AA04 ,  2E164BA01 ,  2E164BA02 ,  2E164EA01 ,  2E164EA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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