特許
J-GLOBAL ID:200903041511765548

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-116997
公開番号(公開出願番号):特開平11-280428
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の始動時におけるベーンによる打音の発生及び始動不良を確実に防止しつつ、その可変制御領域を拡大させることができる弁開閉時期制御装置を提供する。【解決手段】 遅角用室R2の容積が最小とされる最大進角状態における回転軸(内部ロータ20)と回転伝達部材(外部ロータ30)の相対位相と進角用室R1、R10の容積が最小とされる最大遅角状態における相対位相の間の中間的な相対位相であって、内燃機関の始動時の弁開閉時期に対応する所定の中間的な相対位相時に位相保持機構(ロック機構100)により回転軸と回転伝達部材の相対位相が保持されるようにすると共に、内燃機関の停止時にて回転軸と回転伝達部材の相対位相が所定の中間的な相対位相にある時に第1流体通路26a、29を遮断して進角用室を密封状態とし回転軸と回転伝達部材の相対回転を制限する相対回転制限手段90を設けた。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、該回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に設けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相である時に前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相を保持する位相保持機構とを備えた弁開閉時期制御装置において、前記遅角用室の容積が最小とされる最大進角状態における前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相と前記進角用室の容積が最小とされる最大遅角状態における相対位相の間の中間的な相対位相であって、前記内燃機関の始動時の弁開閉時期に対応する所定の中間的な相対位相時に前記位相保持機構により前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が保持されるようにすると共に、前記内燃機関の停止時にて前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が前記所定の中間的な相対位相にある時に前記第1流体通路を遮断して前記進角用室を密封状態とし前記回転軸と前記回転伝達部材の相対回転を制限する相対回転制限手段を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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