特許
J-GLOBAL ID:200903041560399026

周波数検出型位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085749
公開番号(公開出願番号):特開2000-285605
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 デジタルデータ再生時のクロック再生におけるキャプチャレンジの拡大と、高速で、かつ安定した位相同期引き込みを行なう。【解決手段】 波形等化手段1により再生信号の所定の周波数帯域を強調し、その出力信号を、再生クロックを用いてアナログ・デジタルコンバータ2により標本化する。標本化信号から低域成分を取り除いた後、位相誤差検出器6により位相誤差を検出し、さらに、位相誤差情報から得ることができる位相曲線の傾きに基づいて、周波数誤差検出器8により周波数誤差を検出する。得られた位相誤差と周波数誤差とに基づいて、位相同期ループ回路を制御する。
請求項(抜粋):
再生信号の所定の周波数帯域を強調する波形等化手段と、上記波形等化手段により所定の周波数帯域を強調された再生信号を、デジタル信号再生時の再生クロックを用いて多ビットのデジタル信号に標本化するアナログ・デジタルコンバータと、上記標本化された多ビットのデジタル信号がVFOパターンである場合に、該標本化された多ビットのデジタル信号からDC成分を除去する高域通過型フィルタ(HPF)と、上記標本化された多ビットのデジタル信号がVFOパターン以外の信号である場合に、該標本化された多ビットのデジタル信号の低域雑音を抑制する低域成分抑制回路と、上記HPF、または上記低域成分抑制回路の出力が零レベルを横切る位置を検出してゼロクロスフラグを出力するゼロクロス検出器と、上記ゼロクロスフラグと、上記HPF、または上記低域成分抑制回路の出力とを用いて、ゼロクロス近傍のデータから位相誤差を検出する位相誤差検出器と、上記ゼロクロスフラグに基づいて、連続するn個(nは正の整数)の上記位相誤差を保持する、それぞれが直列に接続されたn個の保持手段と、上記n個の保持手段の、それぞれの出力から位相誤差曲線の傾きを検出し、周波数誤差に変換する周波数誤差検出器と、再生クロックの位相と、再生デジタル信号が有するクロック成分の位相とを同期させる位相制御用ループフィルタと、上記位相制御用ループフィルタの出力に基づいて、再生クロックを生成する発振器とを備え、上記位相制御用ループフィルタは、上記標本化された多ビットのデジタル信号がVFOパターン信号である場合には、上記位相誤差検出器の出力である位相誤差信号と、上記周波数誤差検出器の出力である周波数誤差信号とを入力信号とし、上記標本化された多ビットのデジタル信号がVFOパターン以外の信号である場合には、上記位相誤差検出器の出力である位相誤差信号を入力信号とすることを特徴とする周波数検出型位相同期回路。
IPC (4件):
G11B 20/10 351 ,  H03L 7/087 ,  H03L 7/10 ,  H04L 7/033
FI (5件):
G11B 20/10 351 Z ,  H03L 7/08 P ,  H03L 7/10 Z ,  H03L 7/10 A ,  H04L 7/02 B
Fターム (36件):
5D044BC01 ,  5D044BC03 ,  5D044CC04 ,  5D044GM12 ,  5D044GM14 ,  5D044GM18 ,  5J106AA05 ,  5J106BB03 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC31 ,  5J106CC40 ,  5J106CC41 ,  5J106DD01 ,  5J106DD13 ,  5J106DD36 ,  5J106DD44 ,  5J106EE01 ,  5J106EE15 ,  5J106GG07 ,  5J106HH10 ,  5J106KK03 ,  5J106KK08 ,  5K047AA02 ,  5K047AA03 ,  5K047CC11 ,  5K047GG11 ,  5K047GG25 ,  5K047MM24 ,  5K047MM27 ,  5K047MM33 ,  5K047MM43 ,  5K047MM45 ,  5K047MM46 ,  5K047MM50 ,  5K047MM63
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る