特許
J-GLOBAL ID:200903041647977891

高周波増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-259841
公開番号(公開出願番号):特開平9-102718
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】極めて簡単な構成で、広帯域な高周波増幅装置の歪特性の改善を実現でき、しかも、発熱量が少なく信頼性の高い装置を実現する。【解決手段】入力端子101への入力信号は、トランス102により不平衡から平衡状態に変換され、トランジスタ103〜106でプッシュプル増幅される。トランジスタ103と105の間には、非直線素子107と遅延線路109を直列接続した回路、及び減衰素子111と遅延線路113を直列に接続した回路、を並列接続した歪み発生回路が設けられる。また、プッシュプル動作をするための逆相側の増幅を行なうトランジスタ104と106の間にも、同様に歪み発生回路が接続される。この歪み発生回路により振幅変調の混変調と、位相変調の混変調が打ち消される。そして、トランジスタ103〜106によって増幅された信号は、トランス118により不平衡状態に戻され、出力端子119より出力される。
請求項(抜粋):
非直線素子と第1の遅延線路を直列に接続した回路、及び減衰素子と第2の遅延線路を直列に接続した回路、を並列に接続してなる歪み発生回路を、高周波増幅段の入力側及び出力側の少なくとも一方に、信号の通過方向に直列に接続し、前記第1及び第2の遅延線路の遅延時間の差によって生じる信号入力レベルに対する遅延時間の変化を、前記高周波増幅段の信号入力レベルに対する入出力間の遅延時間の変化の逆特性に設定したことを特徴とする高周波増幅装置。
IPC (2件):
H03F 1/32 ,  H03F 3/19
FI (2件):
H03F 1/32 ,  H03F 3/19
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 歪発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-056371   出願人:住友電気工業株式会社
  • 非線形補償回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-139131   出願人:日本電気株式会社
  • 特開昭55-004186
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