特許
J-GLOBAL ID:200903041694189567

移動通信システムの基地局間フレーム同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251254
公開番号(公開出願番号):特開平9-093186
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 全基地局におけるフレームタイミングの一斉修正作業を不要にして、フレームタイミングの補正が移動局の通信に与える影響を最小限に押さえる。【解決手段】 システムの運用開始後に、コントロールセンタCCでGPSの基準時刻とディジタル網から到来するISDNクロックのタイミングとの位相差を測定して各主基地局CS1,CS2,...に通知し、主基地局CS1,CS2,...において、自局が生成しているフレームタイミングとGPSの基準時刻を基に発生した基準タイミングとの位相差を測定して、この自局の位相差を上記システムコントローラCCから通知された基準位相差と比較してその差を検出する。そして、この位相差の差を第1のしきい値と比較し、この第1のしきい値以内であれば現時点のフレームタイミングを維持し、一方第1のしきい値を越えた場合にはフレームタイミングの補正を行なうようにしたものである。
請求項(抜粋):
サービスエリア内に分散配設され、当該サービスエリア内に存在する移動局との間で時分割多元接続方式により無線通信を行なう複数の基地局と、これらの基地局がそれぞれ接続されるディジタル通信網と、このディジタル通信網に接続されたフレームタイミング監視局とを具備し、前記フレームタイミング監視局は、外部の基準時刻情報発生手段より供給される基準時刻情報を受け取るための第1の時刻情報受信手段と、前記ディジタル通信網から伝送された信号からクロックのタイミング情報を抽出するための第1のクロック抽出手段と、前記第1の時刻情報受信手段により受け取った基準時刻情報と前記第1のクロック抽出手段により抽出されたクロックのタイミング情報との位相差を測定するための第1の位相差測定手段と、この第1の位相差測定手段により測定された位相差の情報を前記複数の基地局にそれぞれ通知するための位相差情報通知手段とを備え、かつ前記複数の基地局の各々は、前記基準時刻情報発生手段より供給される基準時刻情報を受け取るための第2の時刻情報受信手段と、前記ディジタル通信網から伝送された信号からクロックのタイミング情報を抽出するための第2のクロック抽出手段と、前記第2の時刻情報受信手段により受け取った基準時刻情報に基づいて自局のフレームタイミングを初期設定し、以後このフレームタイミングを前記第2のクロック抽出手段により抽出されたクロックのタイミング情報に同期させて出力するためのフレームタイミング生成手段と、このフレームタイミング生成手段から出力されたフレームタイミングと前記第2の時刻情報受信手段により受け取った時刻情報との位相差を測定するための第2の位相差測定手段と、この第2の位相差測定手段により測定された位相差情報を前記フレームタイミング監視局から通知された位相差情報と比較し、この比較結果に基づいて前記フレームタイミング生成手段から出力されるフレームタイミングを補正制御するためのフレームタイミング補正制御手段とを備えたことを特徴とする移動通信システムの基地局間フレーム同期方式。
IPC (5件):
H04B 7/26 ,  H04B 7/24 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/08 ,  G01S 5/14
FI (5件):
H04B 7/26 N ,  H04B 7/24 G ,  H04L 7/00 B ,  H04L 7/08 A ,  G01S 5/14
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る