特許
J-GLOBAL ID:200903041842554881

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-136848
公開番号(公開出願番号):特開2006-315424
出願日: 2005年05月10日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】 ハブ輪の小径段部に内輪が圧入固定される第3世代構造において、ハブ輪の肩部と小径段部との隅部に発生する応力を抑制し、ハブ輪の耐久性を向上させた車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 ハブ輪2の小径段部2bに内輪3が圧入され、小径段部2bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部2cにより、ハブ輪2に対して内輪3を軸方向に固定したセルフリテイン構造の車輪用軸受装置において、ハブ輪2の肩部2dと小径段部2bの隅部Bが、複数の曲率半径b、cからなる複合Rで構成されると共に、曲率半径bが、単一Rとした場合の最大曲率半径aよりも小さく、かつ、曲率半径cは曲率半径aよりも大きく設定されていている。これにより、内輪3の小端面3bとの接触面積を確保し内輪3の剛性を図ると共に、隅部に発生する応力を抑制し、ハブ輪2の耐久性を向上させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外周に車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 一端部に車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から肩部を介して軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の肩部に突合せ状態で前記小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪とからなる内方部材と、 この内方部材と前記外方部材の両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受装置において、 前記ハブ輪の肩部と小径段部との隅部が、複数の曲率半径からなる複合Rで構成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (7件):
B60B 35/18 ,  B60B 27/00 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/04 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/64
FI (7件):
B60B35/18 A ,  B60B27/00 K ,  C21D9/40 Z ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/04 ,  F16C19/18 ,  F16C33/64
Fターム (19件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101DA11 ,  3J101EA02 ,  3J101EA63 ,  3J101FA15 ,  3J101GA03 ,  4K042AA22 ,  4K042BA01 ,  4K042BA03 ,  4K042CA15 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る