特許
J-GLOBAL ID:200903041895319191

マルトオリゴ糖誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348109
公開番号(公開出願番号):特開平9-291096
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 α-アミラーゼの活性測定用基質として有用なマルトオリゴ糖誘導体の製造方法の提供。【解決手段】 式(3)で表される糖の1-ヒドロキシ誘導体と3-クロロ-4-フルオロニトロベンゼンとを有機塩基の存在下に反応させ、得られる2-クロロ-4-ニトロフェニル基がα結合で導入されたグリコシド誘導体より、アセチル基を脱離させて式(1)のマルトオリゴ糖誘導体を得る。(式中、R1 とR2のうち一方は水素、他方はガラクトピラノシル、R3 とR4 のうち一方はアセチル、他方はテトラアセチルガラクトピラノシル、Acはアセチル、nは0または1〜7の整数)【化1】
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、R1 およびR2 のうち一方は水素を示し、他方は式(2)【化2】を示し、nは0または1〜7の整数を示す。)で表されるマルトオリゴ糖誘導体の製造方法において、一般式(3)【化3】(式中、Acはアセチル基、R3 およびR4 のうち一方はアセチル基を示し、他方は式(4)【化4】を示し、nは0または1〜7の整数を示す。)で表されるガラクトシルマルトオリゴ糖の1-ヒドロキシ誘導体と、3-クロロ-4-フルオロニトロベンゼンとを、有機塩基の存在下に反応させる工程、および該工程で得られる一般式(5)【化5】(式中、Ac、R3 、R4 およびnは前記と同じである。)で表されるガラクトシルマルトオリゴ糖のグリコシド誘導体より、アセチル基を脱離させる工程を含むことを特徴とする一般式(1)で表されるマルトオリゴ糖誘導体の製造方法。
IPC (4件):
C07H 15/203 ,  C07H 1/00 ,  C08B 37/00 ,  C12Q 1/40
FI (4件):
C07H 15/203 ,  C07H 1/00 ,  C08B 37/00 K ,  C12Q 1/40
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 新実験化学講座 14.有機化合物の合成と反応(V)p2413-2416,2422-2423(昭和53

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