特許
J-GLOBAL ID:200903041911102033

蒸気圧縮式ヒートポンプサイクル及び空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-224646
公開番号(公開出願番号):特開2003-042604
出願日: 2001年07月25日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 除湿運転をしながら車室内を暖房しつつ、アキュムレータの大型化を抑制する。【解決手段】 室外器4に外気を送風する送風機(図示せず。)を停止して室外器4にて冷媒と外気とが熱交換しないようにした状態で、圧縮機1→第1室内器2→第2減圧器9b→室外器4→(内部熱交換器5)→第1減圧器9a→第2室内器3→アキュムレータ6→(内部熱交換器5)→圧縮機1の順で冷媒を循環させる。これにより、内部熱交換器5にて圧縮機1に吸入される冷媒が加熱されるため、圧縮機1に吸入される冷媒は必ず所定の過熱度を有するようにサイクルが釣り合う。したがって、除霜運転時においても、アキュムレータ6にて多量の余剰冷媒を蓄えなくても、圧縮機1に液相冷媒が吸入されることを防止できるので、アキュムレータ6の大型化を抑制できる。延いては、除湿運転をしながら車室内を暖房しつつ、アキュムレータ6の大型化を抑制することができる。
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式ヒートポンプサイクルであって、冷媒を吸入圧縮する圧縮機(1)と、前記高温側に配設された第1熱交換器(2)と、前記低温側に配設された第2熱交換器(3)と、前記第2熱交換器(3)から流出した冷媒と前記圧縮機(1)にて吸入される冷媒とを熱交換する内部熱交換器(5)と、前記圧縮機(1)の吸入側に設けられ、循環する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒を流出する気液分離器(6)とを備え、低温側の熱を高温側に移動させる場合には、前記圧縮機(1)にて圧縮された冷媒を前記第1熱交換器(2)にて放熱させるとともに、前記第1熱交換器(2)から流出した冷媒を前記第2交換器にて蒸発させて前記低温側から吸熱し、前記第2熱交換器(3)に発生した霜を取り除く除霜運転時には、前記圧縮機(1)から吐出した冷媒を前記第2熱交換器(3)に導入するとともに、前記第1、2熱交換器(2、3)にて冷媒を放熱させることを特徴とする蒸気圧縮式ヒートポンプ。
IPC (6件):
F25B 47/02 520 ,  B60H 1/22 651 ,  B60H 1/22 ,  F24F 11/02 101 ,  F24F 11/02 ,  F24F 11/02 102
FI (7件):
F25B 47/02 520 D ,  B60H 1/22 651 A ,  B60H 1/22 651 C ,  F24F 11/02 101 L ,  F24F 11/02 101 Z ,  F24F 11/02 102 S ,  F24F 11/02 102 Z
Fターム (5件):
3L060AA05 ,  3L060AA08 ,  3L060DD05 ,  3L060EE05 ,  3L060EE09
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 電気自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-167709   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平3-020578
  • 冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-210909   出願人:株式会社デンソー
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