特許
J-GLOBAL ID:200903042047091209

ターボ過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026222
公開番号(公開出願番号):特開平10-220256
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低速トルクや応答性を悪化させることなくターボ過給機付内燃機関の圧縮比を高くできるようにし、動力性能と燃費とを両立させる。【解決手段】 吸気弁5に作動角を変化させる形式の可変動弁機構が用いられており、開時期を一定に保持したまま閉時期(IVC)を可変制御する。ターボ過給機9としては、ウエストゲートバルブが開弁する以前の全負荷領域でタービン入口の排圧がコンプレッサ出口の過給圧と同レベルもしくはそれ以下となるように、比較的大きなA/R(スクロール最狭部断面積Aとシャフト中心からの距離Rとの比)が与えられている。ウエストゲートバルブ11が開弁する以前は、主に機関回転数に応じて吸気弁閉時期が制御され、低速域では下死点に近づくように制御されるので、圧縮行程初期の吸気逆流が防止され、A/Rの大きな過給機でも、低速トルクおよび応答性が向上する。
請求項(抜粋):
吸気弁の作動角を可変制御することにより該吸気弁の閉時期を制御可能な可変動弁機構を備えるとともに、ターボ過給機を備えてなるターボ過給機付内燃機関において、吸気弁閉時期を、機関低速時に下死点に近づくように制御するとともに、中速域および高速全開域では実圧縮比が下がるように下死点から遅らせる吸気弁閉時期制御手段を有し、かつ上記ターボ過給機は、ウエストゲートバルブが開弁する以前の全負荷領域でタービン入口の排気圧力がコンプレッサ出口の過給圧と略同レベルもしくはそれ以下となるように、その過給圧特性が設定されていることを特徴とするターボ過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。
IPC (8件):
F02D 13/02 ,  F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F02B 37/00 302 ,  F02B 39/00 ,  F02D 23/00 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00
FI (9件):
F02D 13/02 B ,  F02D 13/02 G ,  F01L 13/00 301 Y ,  F01L 13/00 301 A ,  F02B 37/00 302 A ,  F02B 39/00 D ,  F02D 23/00 K ,  F02D 43/00 301 R ,  F02D 43/00 301 Z
引用特許:
審査官引用 (29件)
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