特許
J-GLOBAL ID:200903042054067690

電子ペンを用いたコンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-055926
公開番号(公開出願番号):特開平10-333817
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 従来は、位置検出装置からの電子ペンの高さによって、ポインターを動かすかどうかの判定を行っていたが、判定する高さは高くなる傾向にあり、電子ペンを高く持ち上げることが必要となるので使いにくくなっていた。【解決手段】 電子ペンの筆圧の連続量としての検出機能を利用して、ペン先がわずかに触れた時にのみ、ペン先の移動をポインターの移動に反映させるようにした。また、ペン先をさらに押すことにより、指示位置に関連する処理の起動を行うようにした。相対モードと絶対モードとを適宜切り換えながら操作できるようにした。モードの切り換えは、例えば、タブレットに設けたスイッチや、電子ペンに設けたスイッチ、もしくは別の入力装置(例えばキーボード)の操作によって行う。また、さらに望むらくは、用途に応じて二つのモードを自動的に切り換える。例えば、手書き文字認識ソフトにおいて、手書き文字入力領域においては、絶対モードに自動的に切り替わるようにする。
請求項(抜粋):
筆記具形状を有し操作者がコンピュータに操作情報を入力するための位置指示器である電子ペンと該電子ペンの指示し得る範囲であるタブレット面とを有し該タブレット面上の前記電子ペンの位置情報及び該タブレット面と前記電子ペンとの間の押圧力である筆圧情報を検出し得る位置検出装置と、該位置検出装置の検出した電子ペンの位置情報及び筆圧情報をコンピュータ制御のための操作情報として取得する操作制御部を有するコンピュータと、該コンピュータの処理内容に基づく情報を示す表示画面を有し、該表示画面上にポインターを表示する表示装置とを有し、該表示装置に表示されるポインターの表示位置と前記位置検出装置からの情報とを前記操作制御部が対応関係をもたせることによって、操作者とコンピュータとの間でインタラクティブな操作を実現したコンピュータシステムであって、前記操作制御部が、電子ペンの先端にわずかな筆圧がかかった時の電子ペンの移動方向及び移動量をポインターの移動に反映させ、さらに筆圧が加わった時にポインターの指示位置に関連する処理を開始させるようにしたことを特徴とするコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 3/03 380 ,  G06F 3/03 310
FI (2件):
G06F 3/03 380 C ,  G06F 3/03 310 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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