ポリエステルフィルム被覆金属板、ポリエステルフィルム被覆金属板の製造方法及びポリエステルフィルム被覆金属缶

発明者： , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)： ▲吉▼川俊雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-418732
公開番号（公開出願番号）：特開2005-178045
出願日： 2003年12月16日
公開日（公表日）： 2005年07月07日
要約：

【課題】製缶性に優れたポリエステルフィルム被覆金属板並びにその製造方法および優れた特徴を有するポリエステルフィルム被覆金属缶を提供すること。【解決手段】缶の内面側に(I)層/(II)層のポリエステルフィルム(AF)を外面側にポリエステルフィルム(BF)を被覆したポリエステルフィルム被覆金属板。ここで、(I)層がエチレンテレフタレートとブチレンテレフタレート及び安定剤を含む混合ポリエステルからなり、(II)層が全酸成分残基の95モル%以下がテレフタル酸残基で、5モル%以上が炭素数10以上の脂肪族ジカルボン酸よりなるポリエステルからなる。ポリエステルフィルム(BF)は、上記(I)層と同様の混合ポリエステルからなる。(AF)層の(II)層が最内面側になるように(AF)、金属板、(BF)が相接するように金属板の両面に圧着させ、ポリエステルフィルム被覆金属板を得る。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

缶の内面側となる金属板の面に(I)層/(II)層の複合構成のポリエステルフィルム(AF)が被覆され、缶の外面側となる面にはポリエステルフィルム(BF)が被覆されている被覆金属板であり、該ポリエステルフィルム(AF)は、(I)層がエチレンテレフタレートを主体とするポリエステルとブチレンテレフタレートを主体とするポリエステルの混合比が60:40〜30:70重量%で、亜リン酸エステル系安定剤が混合ポリエステル100重量部に対して0.01〜3重量部配合されている混合ポリエステルからなり、(II)層は全酸成分残基の95モル%以下がテレフタル酸残基で、且つ、5モル%以上が炭素数10以上の脂肪族ジカルボン酸よりなるポリエステルからなり、ポリエステルフィルム(BF)は、エチレンテレフタレートを主体とするポリエステルとブチレンテレフタレートを主体とするポリエステルの混合比が60:40〜30:70重量%で、亜リン酸エステル系安定剤が混合ポリエステル100重量部に対して0.01〜3重量部配合されている混合ポリエステルからなり、該ポリエステルフィルムを、金属板の缶の内面側となる面には該ポリエステルフィルム(AF)の(II)層が、缶の外面側となる面には該ポリエステルフィルム(BF)が、それぞれ相接するように該金属板の両面に圧着させて被覆させ、且つ、少なくとも金属板の缶の内面側となる面に被覆されているポリエステルフィルム(AF)の密度が1.320g/cm3以下であることを特徴とするポリエステルフィルム被覆金属板。

IPC (7件)：

B32B15/08 , B29C65/02 , B65D25/14 , B65D25/34 , C08G63/183 , C08K5/524 , C08L67/02

FI (7件)：

B32B15/08 104A , B29C65/02 , B65D25/14 A , B65D25/34 C , C08G63/183 , C08K5/524 , C08L67/02

Fターム (65件)：

3E062AA04 , 3E062AB14 , 3E062AC03 , 3E062JB21 , 3E062JC07 , 3E062JD03 , 3E062JD04 , 3E062JD10 , 4F100AB01C , 4F100AK41A , 4F100AK41B , 4F100AK41D , 4F100AK42A , 4F100AK42B , 4F100AK42D , 4F100AL05A , 4F100AL05B , 4F100AL05D , 4F100BA04 , 4F100BA10B , 4F100BA10D , 4F100CA05A , 4F100CA05B , 4F100CA05D , 4F100EC032 , 4F100EH171 , 4F100EJ192 , 4F100EJ422 , 4F100GB16 , 4F100JA13 , 4F100YY00 , 4F211AA24 , 4F211AA25 , 4F211AB06 , 4F211AD03 , 4F211AD08 , 4F211AG03 , 4F211AG07 , 4F211AH01 , 4F211AH55 , 4F211TA01 , 4F211TC05 , 4F211TD11 , 4F211TH06 , 4F211TJ09 , 4F211TQ03 , 4J002CF06W , 4J002CF07X , 4J002EW066 , 4J002FD036 , 4J002GF00 , 4J002GG00 , 4J029AA03 , 4J029AB01 , 4J029AC02 , 4J029AE18 , 4J029BA02 , 4J029BA03 , 4J029BA04 , 4J029BA05 , 4J029BA10 , 4J029BD07A , 4J029CA02 , 4J029CB06A , 4J029KB02

引用特許：

出願人引用 (14件)

耐衝撃性及び香味保持性に優れたラミネートシームレス容器及びその製造に用いる素材
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-124041 出願人：東洋製罐株式会社
絞りしごき缶用樹脂被覆金属板およびこれからなる絞りしごき缶
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-338599 出願人：東洋製罐株式会社, 三井石油化学工業株式会社
シームレス缶
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-047333 出願人：東洋製罐株式会社

全件表示

審査官引用 (9件)

樹脂被覆金属板の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-022282 出願人：東洋紡績株式会社
特開昭48-051047
特開昭48-051047

全件表示

前のページに戻る