特許
J-GLOBAL ID:200903042381287785

耐水素誘起割れ性、耐硫化物応力割れ性および低温靭性に優れたラインパイプ用溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242911
公開番号(公開出願番号):特開平11-077350
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】耐HIC性、耐SSC性および低温靭性に優れたラインパイプ用溶接鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】重量%で,C:0.01-0.2%,Si:0.03-0.8%,Mn:0.4-2.0%,P 0.025%,S 0.002%,sol.Al:0.01-0.1%,さらにCu:0-0.5%,Ni:0-0.5%,Cr:0-1.2%,Mo:0-1.0%,Nb:0-0.15%,V:0-0.15%,Ti:0-0.15%,Zr:0-0.15%及びB:0-0.005%から選択された1種以上,並びにCa:0-0.005% 及びREM:0-0.01% から選択された1種又は2種とを含む帯鋼を,成形ロール群に通して連続的にオープンパイプ状に成形し,このオープンパイプをスクイズロールで加圧して帯鋼両エッジを突合せ,その突合せ部にレーザビームを照射して衝合溶接して溶接鋼管となす際に、下式を満たす条件でレーザビームを照射して溶接する。1.57・2a/v2 [Q/{2πλk(Tm -T)}]2 ≦1.8
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.2%と、Si:0.03〜0.8%と、Mn:0.4〜2.0%と、P:0.025%以下と、S:0.002%以下と、sol.Al:0.01〜0.1%と、Cu:0〜0.5%、Ni:0〜0.5%、Cr:0〜1.2%、Mo:0〜1.0%、Nb:0〜0.15%、V:0〜0.15%、Ti:0〜0.15%、Zr:0〜0.15%およびB:0〜0.005%から選択された1種または2種以上と、Ca:0〜0.005%およびREM:0〜0.01%から選択された1種または2種とを含む帯鋼を、成形ロール群に通して連続的にオープンパイプ状に成形し、このオープンパイプをスクイズロールで加圧して帯鋼両エッジを突合せ、その突合せ部にレーザビームを照射して衝合溶接して溶接鋼管とするラインパイプ用溶接鋼管の製造方法において、下記の(1)式を満たす条件でレーザビームを照射して溶接することを特徴とする耐水素誘起割れ性、耐硫化物応力割れ性および低温靭性に優れたラインパイプ用溶接鋼管の製造方法。tm ≦1.8......(1)ただし、tm =1.57・2a/v2 [Q/{2πλk(Tm -T)}]2 ......(2)a: 帯鋼の熱拡散率(m2 /s)v: 溶接速度(m/s)Q: レーザ出力(J/s)λ: 帯鋼の熱伝導率(J/m・s・k)k: 帯鋼の厚み(m)Tm :鋼の融点(K)T: 予熱温度(K)tm :溶融時間(s)
IPC (7件):
B23K 26/00 310 ,  B23K 26/00 ,  B21C 37/08 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58
FI (8件):
B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/00 M ,  B21C 37/08 F ,  B21C 37/08 A ,  C21D 9/08 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58
引用特許:
出願人引用 (4件)
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