特許
J-GLOBAL ID:200903042609482079

ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工機の加工基準位置決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-359131
公開番号(公開出願番号):特開2005-118971
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 加工基準位置を決定する際に、比較的細いワイヤ電極でも断線し難く、精度が高く、しかも比較的短時間にて実施できるようにする。【解決手段】 CPU30は、加工基準位置を決定する場合、まず、ワイヤ電極10に対してワークWを接近移動させ、それらの接触を接触検出回路26により検出し、その際の接触位置をメモリ38に記憶させる(ラフな位置検出)。次に、ワークWを一旦離間させた後、再度ワイヤ電極10に対して接触させ、2回目の接触位置を加工基準位置としてメモリ38に記憶させる。このとき、ワイヤ電極10の張力を調整するブレーキユニット20を制御して、ワイヤ電極10に対してワークWを1回目に接触させるときのワイヤ電極10の張力を、2回目に接触させるときの張力よりも小さくなるように制御する。また、ワークWの2回目の接近移動速度を1回目よりも遅くする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ワークとこのワークを加工するためのワイヤ電極とをこれらが接近する方向および離間する方向へ相対的に移動させる移動手段と、 前記ワイヤ電極の張力を調整する張力調整手段と、 前記ワイヤ電極とワークとが接触したことを検出する接触検出手段と、 この接触検出手段にて接触を検出した時点での接触位置を記憶する位置記憶手段と、 前記移動手段、張力調整手段および位置記憶手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記ワークを加工する際の加工基準位置を決定する際に、前記移動手段により前記ワークとワイヤ電極の少なくとも一方をこれらが接近する方向へ移動させて前記接触検出手段により接触を検出した後、前記移動手段により前記ワークとワイヤ電極の少なくとも一方をこれらが離間する方向へ移動させ、この後、前記移動手段により前記ワークとワイヤ電極の少なくとも一方をこれらが接近する方向へ再度移動させて前記接触検出手段により再度接触を検出し、その再度接触を検出した接触位置を加工基準位置として前記位置記憶手段に記憶させる一方、前記再度接触を検出するときのワイヤ電極の張力をそれ以前に接触を検出したときの張力よりも大きくするように制御することを特徴とするワイヤ放電加工機。
IPC (2件):
B23H7/02 ,  B23H7/26
FI (2件):
B23H7/02 R ,  B23H7/26 C
Fターム (5件):
3C059AA01 ,  3C059AB05 ,  3C059CB07 ,  3C059CH01 ,  3C059CH12
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る