特許

J-GLOBAL ID：200903042650042190

砒素吸着剤及びその製造方法

発明者： 黒澤 浩章 ,  伊藤 晴彦 ,  四元 利夫
出願人/特許権者： 株式会社日本海水
代理人 (4件)： 酒井 正己 ,  加々美 紀雄 ,  小松 純 ,  小松 秀岳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-108704
公開番号（公開出願番号）：特開2005-288363
出願日： 2004年04月01日
公開日（公表日）： 2005年10月20日
要約：

【課題】従来の吸着剤に比べて砒素の吸着性能を格段に向上させた吸着剤を提供することを目的とするものである。すなわち、砒素で汚染された水を大量に高速度で浄化処理することが可能であり、また、低濃度の砒素を含む被処理水も効率的に浄化が可能であり、しかも吸着活性を長期間保持できるので、メンテナンスも容易であり、加えて、吸着剤や樹脂成分の溶出もない砒素吸着剤を提供すること。【解決手段】希土類元素水酸化物およびその表面を被覆する高分子樹脂からなる砒素吸着剤であって、該希土類元素水酸化物は中心空洞部とその周囲の微細空隙部を有し、該希土類元素水酸化物表面を被覆する高分子樹脂は多孔質のスキン層であることを特徴とする砒素吸着剤。【選択図】 なし。

請求項（抜粋）：

希土類元素水酸化物およびその表面を被覆する高分子樹脂からなる砒素吸着剤であって、該希土類元素水酸化物は中心空洞部とその周囲の微細空隙部を有し、該希土類元素水酸化物表面を被覆する高分子樹脂は耐水性を有する多孔質のスキン層であることを特徴とする砒素吸着剤。

IPC (2件)：

B01J20/06 ,  C02F1/28

FI (3件)：

B01J20/06 A ,  C02F1/28 B ,  C02F1/28 E

Fターム (22件)：

4D024AA04 ,  4D024AA05 ,  4D024AB17 ,  4D024BA14 ,  4D024BB01 ,  4D024BC01 ,  4G066AA12B ,  4G066AC15C ,  4G066AC16C ,  4G066BA09 ,  4G066BA11 ,  4G066BA38 ,  4G066CA46 ,  4G066DA07 ,  4G066DA08 ,  4G066EA13 ,  4G066FA03 ,  4G066FA05 ,  4G066FA14 ,  4G066FA26 ,  4G066FA28 ,  4G066FA37

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 浄水処理における透過膜によるヒ素の除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-037781   出願人：水道機工株式会社
• ヒ素除去装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-248290   出願人：オルガノ株式会社
• 水中に溶解した砒素を吸着除去する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-193347   出願人：千代田化工建設株式会社
• 特公平4-45213号公報
  

審査官引用 (4件)

• 特開昭61-187931
  
• ヒ酸イオンの除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-159713   出願人：住友化学工業株式会社
• 砒酸イオン吸着用活性アルミナおよびこれを用いてなる水溶液中からの砒酸イオンの吸着処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-171859   出願人：住友化学工業株式会社
• 特開昭61-187931