特許
J-GLOBAL ID:200903042696214425

プロピレン単独重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人志成特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-354613
公開番号(公開出願番号):特開2007-154121
出願日: 2005年12月08日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【解決手段】下記6特性を有するプロピレン単独重合体。(1)GPCによる重量平均分子量(Mw)が20万〜100万(2)GPCによるQ値が3.5〜10.5(3)GPCによる分子量分布曲線の、ピーク位置に相当する分子量の常用対数をTp、Tpの50%高さとなる位置の分子量の常用対数をL50及びH50(L50はTpより低分子量側、H50はTpより高分子量側)とし、α及びβをそれぞれα=H50-Tp、β=Tp-L50と定義したとき、α/βが1.2以上(4)mm分率が90%以上(5)TREFによる、90°C以下の温度で溶出する成分が 6.0重量%以下(6)NMR分析による分岐炭素が、プロピレン重合体の全骨格形成炭素1000個あたり0.1個以上。【効果】高い溶融張力と溶融粘弾性を持ち、流動特性がよく、ブロー成形時にはスウェル比が高いために成形加工性に優れる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(1)〜(6)の特性を有するプロピレン単独重合体。 (1)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって得られる重量平均分子量(Mw)が20万〜100万。 (2)GPCによって得られる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Q値)が3.5〜10.5。 (3)GPCによって得られる分子量分布曲線の、ピーク位置に相当する分子量の常用対数をTp、ピーク高さの50%高さとなる位置の分子量の常用対数をL50及びH50(L50はTpより低分子量側、H50はTpより高分子量側)とし、α及びβをそれぞれα=H50-Tp、β=Tp-L50と定義したとき、α/βが1.2以上。 (4)13C-NMR分析によって得られるプロピレン単位3連鎖のmm分率が90%以上。 (5)オルトジクロロベンゼンを溶媒として使用した昇温溶出分別(TREF)の測定において、90°C以下の温度で溶出する成分が 6.0重量%以下。 (6)プロピレン重合体の13C-NMR分析において、44.0〜44.1ppm、44.7〜44.8ppm及び44.8〜44.9ppmに3つのメチレン炭素(Ca、Cb、Cc)が観測され、31.6〜31.7ppmにメチン炭素(Cbr)が観測され、かつ該メチン炭素が全骨格形成炭素1000個あたり0.1個以上である(但し、全骨格形成炭素とは、メチル炭素以外の全ての炭素原子を意味する)。
IPC (2件):
C08F 10/06 ,  C08F 4/659
FI (2件):
C08F10/06 ,  C08F4/6592
Fターム (45件):
4J100AA03P ,  4J100CA01 ,  4J100CA11 ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA05 ,  4J100DA19 ,  4J100DA40 ,  4J100DA41 ,  4J100FA10 ,  4J128AA01 ,  4J128AB00 ,  4J128AC01 ,  4J128AC28 ,  4J128AD06 ,  4J128AD07 ,  4J128AD11 ,  4J128AD13 ,  4J128BA00A ,  4J128BA02B ,  4J128BB00A ,  4J128BB02B ,  4J128BC15B ,  4J128BC24B ,  4J128BC27B ,  4J128BC28B ,  4J128CA30C ,  4J128CA49C ,  4J128DA02 ,  4J128DB03A ,  4J128DB03B ,  4J128DB03C ,  4J128DB04C ,  4J128DB08A ,  4J128DB08B ,  4J128DB08C ,  4J128EA01 ,  4J128EB04 ,  4J128EC01 ,  4J128FA02 ,  4J128GA01 ,  4J128GA06 ,  4J128GA14 ,  4J128GA16 ,  4J128GA21
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (5件)
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