特許
J-GLOBAL ID:200903042732380655

ボールペンチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 博道 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-343171
公開番号(公開出願番号):特開2003-320782
出願日: 2002年11月27日
公開日(公表日): 2003年11月11日
要約:
【要約】【課題】 円柱材の切削により形成され、かつ小径のボールが使用されるボールペンチップにおいて、インク流通孔を形成するための切削量を適切にすることによって、ボール沈みをできるだけ小さくしつつ十分なインク供給を確保する。【解決手段】 円柱材の一端の外周を先細に切削して形成したテーパー部25と、前記テーパー部25の内周を切削して形成したボールハウス23と、当該円柱材の他端から、前記ボールハウス23の近傍まで穿孔して形成したインク誘導孔27と、前記ボールハウス23と前記インク誘導孔27との間を貫通して形成したインク流通孔28と、前記ボールハウス23内に挿入される直径0.3mm未満のボール30とを備え、前記一端の辺縁を内側にカシメ加工することによりカシメ部21を形成し、前記ボール30の直径をD及び前記インク流通孔28の直径をFとしたときに、0.4≦F/D≦0.6なる関係を満たす。
請求項(抜粋):
ボールと、ボールを保持するためのホルダーとを備え、前記ホルダーは、一端に、前記ボールを収納し回転自在に抱持するボールハウスを有するとともに、前記ボールハウスから反ボール側の他端に貫通し、前記ボールにインクを供給するためのインク孔を有し、前記インク孔は、前記ボールハウスから反ボール側に向かって設けられ、ボールハウスにインクを流通させるためのインク流通孔と、前記インク流通孔の反ボール側に設けられ、前記インク流通孔にインクを導入するためのインク誘導孔とを少なくとも有し、前記ホルダーのボール側外周には、ボール側に向かって縮径するテーパー部を形成したボールペンチップにおいて、前記ボールの外径は0.3mm未満であり、前記インク誘導孔の前記インク流通孔との連結部は、ボール側に向かってテーパー状に縮径する縮径孔と成し、前記縮径孔の最大径は0.4mm以上であり、かつ、前記縮径孔のテーパー角度は、30度以上90度以下であることを特徴とするボールペンチップ。
FI (2件):
B43K 1/08 Z ,  B43K 1/08 A
Fターム (2件):
2C350GA03 ,  2C350HA13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭53-82532号公報
審査官引用 (4件)
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