特許
J-GLOBAL ID:200903042812287206

衝突形態判別装置および乗員保護装置の起動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290735
公開番号(公開出願番号):特開2001-106019
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 オフセット衝突の形態を迅速により正確に判定する。【解決手段】 車両の中央近傍に取り付けられたGセンサからの減速度の所定時間内の平均減速度Gaveと、車両の前方両サイドに取り付けられたGセンサのうち衝突側のGセンサからの減速度のウェーブレット変換パワー値Pとを演算し、演算した平均減速度Gaveおよびウェーブレット変換パワー値Pのプロットが閾値曲線f(G)のウェーブレット変換パワー値P軸側の領域に属するときにオフセット衝突の形態としてODBであると判定し、逆に平均減速度Gave軸側の領域に属するときにORBであると判定する。ウェーブレット変換パワー値Pと平均減速度Gaveとの関係はORBとODBとで顕著に異なるから、より正確に判定することができる。また、ウェーブレット変換パワー値Pの演算の時間遅れは小さいから、迅速に判定することができる。
請求項(抜粋):
車両の衝突の形態としてORBであるかODBであるかを判別する衝突形態判別装置であって、前記車両の略中央部に配置され、該中央部の減速度を検出する中央部減速度検出手段と、前記車両の左右の前方に各々配置され、該車両の左右の前方の減速度を各々検出する左右減速度検出手段と、前記中央部減速度検出手段により検出された減速度の所定時間内における平均減速度を演算する平均減速度演算手段と、前記左右減速度検出手段により検出された減速度に基づいて衝突側を判定する衝突側判定手段と、該衝突側と判定された左右減速度検出手段により検出された減速度に対してウェーブレット変換パワー値を演算するパワー値演算手段と、該演算されたウェーブレット変換パワー値と前記平均減速度演算手段により演算された平均減速度とに基づいて車両の衝突の形態としてORBであるかODBであるかを判定する衝突形態判定手段とを備える衝突形態判別装置。
IPC (3件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/00 610 ,  B60R 21/01
FI (3件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/00 610 Z ,  B60R 21/01
Fターム (8件):
3D054DD28 ,  3D054EE06 ,  3D054EE14 ,  3D054EE18 ,  3D054EE30 ,  3D054EE44 ,  3D054EE60 ,  3D054FF20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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