特許
J-GLOBAL ID:200903042837052467

バッテリのウォームアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-152449
公開番号(公開出願番号):特開2005-332777
出願日: 2004年05月21日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】低温時にバッテリの状態に応じて充放電を効率良く制御して内部発熱による温度上昇を促進し、バッテリ容量を早期に回復させる。 【解決手段】セル温度が規定温度未満の場合、充放電によるウォームアップを実行し(S4)、最初の充放電のスタート時は、振幅値を小さく周期を短くし、バッテリ状態を表わす各パラメータを監視しながら最大振幅値内で徐々に充放電の振幅を大きくし且つ周期を長くしていく。その後、セル温度が規定温度に到達したか否かを調べ(S5)、規定温度に到達しておらず、充放電の電圧振幅が最大振幅値に到達したときには、初期状態の充放電パターンに戻してバッテリ保護を図りながらウォームアップを続行する(S6,S4)。これにより、バッテリの状態に応じて充放電を効率良く制御して内部発熱による温度上昇を促進することができ、バッテリ容量を早期に回復させることができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
低温時にバッテリの充放電を制御して上記バッテリの内部発熱による暖機を行なうバッテリのウォームアップ制御装置において、 上記バッテリの残存容量を、上記バッテリの充放電電流と開放電圧とに基づいて演算する残存容量演算手段と、 上記バッテリの入出力可能パワー量を、上記バッテリの充放電電流と内部インピーダンスとに基づいて演算するパワー量演算手段と、 少なくとも上記バッテリの温度と上記残存容量演算手段で演算した残存容量と上記パワー量演算手段で演算した入出力可能パワー量とを含むバッテリ状態に基づいて、上記バッテリの充電と放電とを交互にパルス状に繰返す充放電パターンを可変設定する充放電パターン設定手段と、 上記バッテリの温度に応じて、上記充放電パターンの最大振幅を規制するリミッタ値を可変設定するリミッタ値設定手段と、 上記バッテリの温度が規定温度未満のとき、上記充放電パターン設定手段で設定した充放電パターンによる上記バッテリの充放電を、上記リミッタ値設定手段で設定したリミッタ値の範囲内で実行させ、上記バッテリの温度を上昇させるウォームアップ制御手段とを備えたことを特徴とするバッテリのウォームアップ制御装置。
IPC (4件):
H01M10/50 ,  B60K6/04 ,  H01M10/44 ,  H02J7/00
FI (4件):
H01M10/50 ,  B60K6/04 330 ,  H01M10/44 P ,  H02J7/00 Z
Fターム (21件):
5G003AA07 ,  5G003BA01 ,  5G003CA01 ,  5G003CA11 ,  5G003CB01 ,  5G003CC02 ,  5G003DA07 ,  5G003EA05 ,  5G003FA06 ,  5G003GC05 ,  5H030AS08 ,  5H030BB01 ,  5H030BB10 ,  5H030BB21 ,  5H030FF22 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44 ,  5H031CC05 ,  5H031HH01 ,  5H031KK00
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (2件)

前のページに戻る