特許
J-GLOBAL ID:200903042883047559

可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 昌俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-136541
公開番号(公開出願番号):特開2000-329060
出願日: 1999年05月18日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 クランク室からの冷媒ガス放出により軸受用潤滑オイルの不足が生じないようにすること。【解決手段】 可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサにおいて、クランク室8と連通するように軸受室60を設け、軸受室60内に導かれた冷媒ガスを放圧通路100A、100Bを介して吸入室13に放圧する。放圧通路100Aにはオリフィス100Aaを設け、放圧通路100Bには差圧弁101を設ける。クランク室8の圧力が低い場合には冷媒ガスは軸受室60を通って放圧通路100Aから吸入室13に導かれる。クランク室8の圧力が高いときは差圧弁101が開かれ、クランク室8の圧力は急速に低下する。いずれの場合においても、オイルミストを含んだ冷媒ガスは軸受室60内のラジアル軸受24及びスラスト軸受25を通り、各軸受の潤滑のためのオイル不足を乗じさせることがない。
請求項(抜粋):
回転軸に摺動かつ傾斜可能に装着され前記回転軸と一体に回転する斜板と、この斜板を収容するクランク室と、圧縮室に送る冷媒ガスを収容する吸入室と、前記圧縮室から吐出された冷媒ガスを収容する吐出室と、この吐出室からの冷媒ガスをコンデンサ側へ送り出す吐出口と、この吐出口に前記吐出室の冷媒ガスを導く吐出通路と、前記吐出室と前記クランク室とを連通させる連通路と、この連通路の途中に設けられ、熱負荷が大きくなったときに前記連通路を遮断する圧力制御弁とを備えた可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサにおいて、前記クランク室と連通しており前記回転軸を軸受するための軸受を収納するための軸受室と、前記クランク室から該軸受室に導入された冷媒ガスを前記軸受を通して前記吸入室に放出するための放圧部とを備え、前記放圧部が前記軸受室と前記吸入室とを連通させるための放圧通路を複数有していることを特徴とする可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 27/14
FI (2件):
F04B 27/08 P ,  F04B 27/08 S
Fターム (9件):
3H076AA06 ,  3H076BB17 ,  3H076CC12 ,  3H076CC16 ,  3H076CC20 ,  3H076CC27 ,  3H076CC41 ,  3H076CC46 ,  3H076CC92
引用特許:
審査官引用 (3件)

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