特許
J-GLOBAL ID:200903042965492283

高清浄度鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-272248
公開番号(公開出願番号):特開2003-080350
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月18日
要約:
【要約】【課題】 タンディッシュからの浸漬ノズルの浸漬深さ位置を変化させ、浸漬ノズルの溶損を抑えることで、長連々を継続しつつ、かつ、浸漬ノズルの浸漬深さ位置を変化させる範囲を限定することで大型の非金属介在物の巻込みを抑え、大型の非金属介在物の少ない連続鋳片を得る製造法を提供する。【解決手段】 4個の吐出口4を有する浸漬ノズル3を使用する連続鋳造によって鋼片を製造する際に、浸漬ノズル3の溶鋼の吐出口4より生成するモールド2内の溶鋼の攪拌流速を、図2に示すように、0.06≦攪拌流速V≦0.16m/secを満たす範囲に設定した条件内で操業し、さらに、浸漬ノズル3のメニスカスから吐出口中心位置までの深さ、即ち、浸漬深さhの位置を一定の範囲内に限定する。
請求項(抜粋):
120〜2500tの溶鋼を鋳込むごとに浸漬ノズルの浸漬深さ位置を変化させ、浸漬ノズルの溶損を抑えることで長連々を継続しつつ、連続鋳造によって鋼片を製造する際に、モールド内の溶鋼の攪拌流速Vが下記数式(1)および(2)を満足することを特徴とする高清浄度鋼の連続鋳造方法。【数1】0.06≦V≦0.16 (1)V:モールド内攪拌エネルギー密度から求まる溶鋼の攪拌流速(m/sec)【数2】 なお、V=(ρQv2/2wlhρ)1/3 (2)ρ:溶鋼密度(t/m3)Q:浸漬ノズルからの溶鋼吐出量(m3/sec)v:浸漬ノズルからの溶鋼吐出速度(m/sec)w:モールド長辺長さ(m)l:モールド短辺長さ(m)h:メニスカスから吐出口中心位置までの深さ(m)
IPC (3件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/10 330 ,  B22D 11/115
FI (3件):
B22D 11/10 C ,  B22D 11/10 330 A ,  B22D 11/115 B
Fターム (3件):
4E004FB02 ,  4E004MB20 ,  4E004NC01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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