特許
J-GLOBAL ID:200903043002466712

フェライト系ステンレス鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-058627
公開番号(公開出願番号):特開平11-256240
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 製品の硬質化、加工性の低下、コストの上昇なくフェライト系ステンレス鋼の表面性状およびリジング性を改善する製造方法の提供。【解決手段】 Cr:10〜23重量%、Al:0.05〜0.2重量%を含有し、Ap:20〜50となるように化学成分が調整され、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を、熱間圧延後、650°C以下の温度で捲取り、熱延板焼鈍を施すことなく、全圧下率で50%以上の冷間圧延を施した後、Tf(°C)=3×Ap+33200/{35.6+log(tr)}-140(tr:焼鈍温度での保持時間(秒))以上、1000°C以下の温度で焼鈍することを特徴とする表面性状と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。好ましくは、B:0.001〜0.01重量%をさらに含有させる。
請求項(抜粋):
連続鋳造、熱間圧延、冷間圧延および焼鈍からなるフェライト系ステンレス鋼板の製造方法において、重量%で、Cr:10%以上23%以下、Al:0.05%以上0.2%以下を含有し、下記(1)式で表されるApが20以上50以下となるように化学成分が調整され、残部がFeおよび不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼を、熱間圧延後、650°C以下の温度で捲取り、熱延板焼鈍を施すことなく、全圧下率で50%以上の冷間圧延を施した後、下記(2)式で表されるTf(°C)以上、1000°C以下の温度で焼鈍することを特徴とする表面性状と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板の製造方法。 Ap=420(%C)+470(%N)+23(%Ni)+9(%Cu) +7(%Mn)-11.5(%Cr)-11.5(%Si)-12 (%Mo)-(%V)-47(%Nb)-49(%Ti)-52( %Al)+189 ......(1) Tf=3×Ap+33200/{35.6+log(tr)}-140 ......(2)但し、tr:焼鈍温度での保持時間(秒)
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/48 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C21D 9/46 R ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/48 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (7件)
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