特許
J-GLOBAL ID:200903043209713418

ハイブリッド車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-310252
公開番号(公開出願番号):特開平11-148388
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 ターボラグに起因するエンジン出力トルクの不足分を電動機の出力トルクで補って、アクセルペダルの踏み込みに対する応答性を改善することができるハイブリッド車両を提供する。【解決手段】 ターボ過給機15を備えたエンジン2とトランスミッション3の間には電動機4が配置されている。電動機4は、エンジン2の出力軸に連繋されており、又インバータ6を介してバッテリ8に接続されている。エンジン回転数センサ24及びスロットル開度センサ17の検知信号がエンジンコントロールユニット12を介して電動機用コントローラ11に入力される。電動機用コントローラ11は、エンジン回転数センサ24とスロットル開度センサ17からの入力信号に基づいてターボ過給機15の作動特性を算出し、その作動特性に基づいて加速時の不足トルクを補うように電動機4を作動させる。
請求項(抜粋):
ターボ過給機を備えたエンジンと、上記エンジンの出力軸に連繋された電動機と、上記電動機にインバータを介して接続されたバッテリと、上記エンジンの回転数を検知するエンジン回転数センサと、上記エンジンのスロットル開度を検知するスロットル開度センサと、上記エンジン回転数センサと上記スロットル開度センサからの入力信号に基づいて上記ターボ過給機の作動特性を算出し、その作動特性に基づいて加速時の不足トルクを補うように上記電動機を作動させる電動機用コントローラとを備え、上記電動機用コントローラが、上記エンジン回転数センサからの入力信号のうち加速後におけるエンジン回転数を読み込み、このエンジン回転数に基づいて過給圧が0mmHgにおけるスロットル開度を算出する第1の演算手段と、上記スロットル開度センサからの入力信号のうち加速後のスロットル開度を読み込み、この読み込んだスロットル開度と上記第1の演算手段によって算出されたスロットル開度とを比較して過給圧を発生する状態にあるか否かを判断する判断手段と、上記判断手段により過給圧を発生する状態にあると判断されると、上記エンジン回転数センサからの入力信号のうち加速後におけるエンジン回転数を読み込み、このエンジン回転数に基づいて過給圧が0mmHgにおけるエンジン出力トルクを算出する第2の演算手段と、上記判断手段により過給圧を発生する状態にあると判断されると、上記エンジン回転数センサと上記スロットル開度センサからの入力信号のうち加速後のエンジン回転数とスロットル開度を読み込み、加速後のエンジン出力トルクを算出する第3の演算手段と、上記判断手段により過給圧を発生する状態にあると判断されると、上記エンジン回転数センサと上記スロットル開度センサからの入力信号のうち加速後のエンジン回転数とスロットル開度を読み込み、上記ターボ過給機の作動特性を算出する第4の演算手段と、上記第2の演算手段から第4の演算手段の演算結果に基づいて、加速時の不足トルクを時間の関数として算出する第5の演算手段と、上記第5の演算手段の算出値に基づいて電動機を作動させる電動機駆動手段と、を備えたことを特徴とするハイブリッド車両。
IPC (8件):
F02D 29/02 ,  B60L 11/14 ,  F02B 37/00 302 ,  F02D 23/00 ,  F02D 29/06 ,  F02D 41/10 301 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 364
FI (8件):
F02D 29/02 D ,  B60L 11/14 ,  F02B 37/00 302 Z ,  F02D 23/00 N ,  F02D 29/06 D ,  F02D 41/10 301 ,  F02D 45/00 312 E ,  F02D 45/00 364 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る