特許
J-GLOBAL ID:200903043619703177

ハイブリッド車両の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-368257
公開番号(公開出願番号):特開2003-169448
出願日: 2001年12月03日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 ハイブリッド車両の駆動装置内における電動モータを、余分な部品やシールの必要なしに、ロータの一部形状変更程度のみで冷却し得るようにする。【解決手段】 ロータ軸8の中空孔から径方向潤滑油孔を経て流出した後、矢印αで示すごとく軸受部材16,17に通過した潤滑油はロータ9の内周部に供給され、この潤滑油がロータ9の回転に伴う遠心力を受けても、堰23,24によりロータ内周部に画成された油だまり27,28内に止まり、その後この油だまり27,28内の潤滑油はロータ9(詳しくはエンドプレート25,26)に設定された潤滑油路29,30を経て矢印βで示すごとく電磁コイル11に指向され、電磁コイル11の油冷を行うことができる。従って、余分な部品や余分なシールを要することなく、ロータ9(エンドプレート25,26)の一部形状変更(エンドプレート25,26の内径変更)程度のみで電動モータ7(電磁コイル11)の冷却を行うことができる。
請求項(抜粋):
ロータ軸に回転結合されたロータおよび該ロータの外周に配置された電磁コイルより成る電動モータと、該電動モータからの回転を減速して出力する減速機構とを、隔壁により相互に隔絶された個々の室内に収納して具え、前記ロータ軸を前記隔壁に貫通して前記減速機構に駆動結合したハイブリッド車両の駆動装置において、前記ロータの内周部に潤滑油を供給するための潤滑油孔を前記ロータ軸に形成し、この潤滑油がロータの回転に伴う遠心力を受けて前記ロータ内周部に止まるようにする堰をロータに設け、この堰により画成された油だまり内の潤滑油を前記電磁コイルに向け指向させる潤滑油路をロータに設定したことを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
IPC (4件):
H02K 9/19 ,  B60K 6/02 ZHV ,  B60K 17/04 ,  F16H 57/04
FI (4件):
H02K 9/19 B ,  B60K 17/04 G ,  F16H 57/04 G ,  B60K 9/00 ZHV E
Fターム (26件):
3D039AA03 ,  3D039AB27 ,  3J063AA01 ,  3J063BB23 ,  3J063XD12 ,  3J063XD43 ,  3J063XD53 ,  3J063XD62 ,  3J063XH03 ,  3J063XH42 ,  5H609BB01 ,  5H609BB12 ,  5H609BB19 ,  5H609PP02 ,  5H609PP06 ,  5H609PP08 ,  5H609PP09 ,  5H609PP11 ,  5H609QQ01 ,  5H609QQ08 ,  5H609QQ13 ,  5H609QQ15 ,  5H609QQ17 ,  5H609RR31 ,  5H609RR36 ,  5H609RR43
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • モータの冷却回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-349012   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • モータの冷却回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-349980   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • ハイブリッド駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-033578   出願人:トヨタ自動車株式会社
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審査官引用 (5件)
  • モータの冷却回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-349012   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • モータの冷却回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-349980   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • ハイブリッド駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-033578   出願人:トヨタ自動車株式会社
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