特許
J-GLOBAL ID:200903043707467610
湿式多板クラッチの半クラッチ点学習装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小野 尚純
, 飯田 隆
, 奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-315900
公開番号(公開出願番号):特開2008-128409
出願日: 2006年11月22日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】湿式多板クラッチを備え、変速時にクラッチ制御装置で動力の断続を行う車両用動力伝達装置において、半クラッチ接続量の学習を精度よく実施する。【解決手段】湿式多板クラッチのクラッチ制御装置が半クラッチ開始点の接続量の学習を開始する時点で、接続量を変更するため作動油によって駆動されるクラッチピストンを全行程に亘って移動させ、その直後に半クラッチの接続量の検出を実行する。クラッチピストンの移動により、湿式多板クラッチの摩擦板の間に存在する作動油が排出されて新たな作動油と交換するため、作動油の油温の変動に起因する検出誤差を回避することができるとともに、抵抗の大きな静摩擦等によるクラッチピストンの不安定な動作が解消される。半クラッチ開始点の接続量は、クラッチを断とした後接続量を徐々に増加させ、クラッチ入力軸等の回転数変化を検出することにより決定する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
エンジンと変速機との間に湿式多板クラッチが配置された車両用動力伝達装置に設けられ、変速時に前記湿式多板クラッチの接続量を制御するクラッチ制御装置であって、
前記湿式多板クラッチは、接続量を変更するためのクラッチピストンを備えるとともに、前記湿式多板クラッチの内部及び前記クラッチピストンにはオイルポンプから作動油が供給されており、
前記クラッチ制御装置は、半クラッチ開始点の接続量を学習する学習装置を備え、学習した接続量を使用して前記湿式多板クラッチの接続量の制御を実行し、さらに、
前記学習装置は、半クラッチ開始点の接続量の学習を開始するときに、前記クラッチピストンを全行程に亘って移動させるように構成されていることを特徴とするクラッチ制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F16D25/14 640K
, F16D25/14 640J
, F16D25/12 D
Fターム (12件):
3J057AA04
, 3J057BB04
, 3J057GA67
, 3J057GB02
, 3J057GB10
, 3J057GB11
, 3J057GB14
, 3J057GC08
, 3J057GE08
, 3J057GE11
, 3J057HH01
, 3J057JJ01
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (7件)
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クラッチのトルク点学習方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-093252
出願人:いすゞ自動車株式会社
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特開昭63-072923
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車両用動力伝達装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-317659
出願人:本田技研工業株式会社
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自動クラッチ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-036645
出願人:いすゞ自動車株式会社
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自動クラッチ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-026711
出願人:いすゞ自動車株式会社
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特開昭63-019426
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特開昭62-178448
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