特許
J-GLOBAL ID:200903043801433312
車載ネットワーク中継装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-360647
公開番号(公開出願番号):特開2007-166302
出願日: 2005年12月14日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】車載通信システムにおけるネットワーク間の中継をより少ない遅延で実施する。【解決手段】複数のネットワークNT0〜NT4に接続されたECUが、通信フレームの最初の情報領域に送信先を特定可能なIDが配置されるCANのプロトコルに従って通信を行う車載通信システムにて、ネットワーク間の中継を行う中継装置51では、何れかのECUから中継元のネットワークに送出された通信フレームの各ビットが受信回路ブロック11から順次出力されてFIFOバッファ53に格納される。また、そのバッファ53と並行して動作するID検索テーブルメモリ部14が、受信回路ブロック11からの通信フレームにおける最初のIDに基づき、その通信フレームの中継先を決定し、中継先が決定されると、中継先切替回路17により、その中継先にデータを送信するための送信回路ブロック(TX0〜TX3の何れか)へバッファ53からの各ビットが供給される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
複数のネットワークを備えると共に、通信フレームの最初の情報領域に該通信フレームの送信先を特定可能なIDが配置される通信プロトコルに従って、前記各ネットワークに接続された電子装置が通信を行う車載通信システムに用いられ、異なるネットワーク間で転送されるべき通信フレームを中継する車載ネットワーク中継装置であって、
中継元のネットワークに接続された電子装置から該ネットワークへ送出された通信フレームを受信して、その通信フレームの各ビットを順次出力する受信手段と、
前記受信手段から出力される通信フレームの各ビットを順次格納するバッファと、
前記バッファと並行して動作し、前記受信手段から出力される通信フレームにおける前記IDに基づいて、当該通信フレームを中継すべき中継先のネットワーク(以下、中継先ネットワークという)を決定する中継先決定手段と、
前記中継先決定手段により中継先ネットワークが決定されると、その決定された中継先ネットワークにデータを送信するための送信手段へ、送信対象として、前記バッファに格納されている各ビットを先頭のビットから順に供給する中継転送手段と、
を備えていることを特徴とする車載ネットワーク中継装置。
IPC (3件):
H04L 12/46
, B60R 16/023
, H04L 12/28
FI (3件):
H04L12/46 Z
, B60R16/02 665P
, H04L12/28 100A
Fターム (6件):
5K033AA04
, 5K033BA06
, 5K033CC02
, 5K033DA13
, 5K033DB13
, 5K033DB18
引用特許:
出願人引用 (1件)
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パケット中継装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-107281
出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (4件)