特許
J-GLOBAL ID:200903043881824848

旅客機のキャビン又は貨物室内で起こった火災を消火するための消火システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-304308
公開番号(公開出願番号):特開2003-144568
出願日: 2002年10月18日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】 異なる消火剤が使用される、閉鎖空間内で起こった火災を消火するための消火システムを創作する。【解決手段】 窒素生成のための装置(7)がパイプラインシステム(3)を介して消火ノズル(4)と接続されていること、及び、消火ノズル(4)とパイプラインシステム(3)を介し、第2消火剤(6)として窒素の多い空気がキャビン又は貨物室(1)内に提供され、それにより、火災からその維持に必要な酸素が奪い取られ、火災が消火され、長期間の火災抑制が保証されること。
請求項(抜粋):
旅客機のキャビン又は貨物室(1)内で起こった火災を消火するための消火システムであって、圧縮液化されたハロンを蓄えるための貯蔵容器(2)が設けられていて、この貯蔵容器(2)が、パイプラインシステム(3)を介し、キャビン又は貨物室(1)内に配設されている消火ノズル(4)に接続されていて、更には、ハロンが、消火有効濃度を短時間で構成する消火剤(5)として、消火ノズル(4)を介してキャビン又は貨物室(1)に供給される消火システムにおいて、窒素生成のための装置(7)がパイプラインシステム(3)を介して消火ノズル(4)と接続されていること、及び、消火ノズル(4)とパイプラインシステム(3)を介し、第2消火剤(6)として窒素の多い空気がキャビン又は貨物室(1)内に提供され、それにより、火災からその維持に必要な酸素が奪い取られ、火災が消火され、長期間の火災抑制が保証されることを特徴とする消火システム。
IPC (2件):
A62C 3/08 ,  B64D 25/00
FI (2件):
A62C 3/08 ,  B64D 25/00
引用特許:
出願人引用 (16件)
  • 本願以前には公開されていなかったドイツ特許出願公開第10051662号明細書(DE10051662A1)では、閉鎖空間内で起こった火災を消火するための方法が提案されていて、そこでは、閉鎖空間内に窒素を導入することにより、火災からその維持のために必要な酸素を奪い取り、それにより火災が消火される
  • EPO特許出願公開第0234056号明細書(EP0234056A1)には、旅客機のキャビン又は貨物室内で起こった火災を消火するための消火システムが記載されている
  • ドイツ特許発明第4122446号明細書(DE4122446C2)からは、装甲車両内の火災及び爆発を防止するため、並びに、装甲車両の乗組員に呼吸空気を供給するための装置が知られている
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審査官引用 (5件)
  • 特表昭56-501712
  • 燃料タンクへの窒素供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-172388   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭62-000367
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