特許
J-GLOBAL ID:200903044157592303

クラッチ、及びモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-003890
公開番号(公開出願番号):特開2001-289265
出願日: 2001年01月11日
公開日(公表日): 2001年10月19日
要約:
【要約】【課題】騒音を低減することができ、従動側の回転時に転動体が狭持されないことをより防止することができるクラッチを提供する。【解決手段】クラッチ6は、外輪7aと、駆動側回転体と、制御面19が形成された従動側回転体10と、外輪の内周面7dと制御面との間に収容され、直径Bが制御面の中央部19aと外輪の内周面間の間隔Cより短く、制御面の側部19b,19cと外輪の内周面間の間隔Eより長い転動体11とを備える。駆動側回転体の回転時には、転動体を制御面の略中央部に配置して、その回転力を従動側回転体に伝達し、従動側回転体の回転時には、転動体を制御面にて押圧して外輪の内周面と制御面との間で挟持させ、その回転を阻止する。制御面は、中央部が両側部を結ぶ直線より径方向外側に配置され、且つ中央部と側部との間の中間部19dが中央部と側部を結ぶ直線より径方向外側に膨れる弧状となるように形成される。
請求項(抜粋):
回動不能に固定され内周面(7d)を有する外輪(7a)と、駆動源に連結されて前記外輪内に回転可能に収容され、開口部(17)を外周側に有する係合溝(15)が形成された駆動側回転体(8)と、負荷に連結されて前記外輪内に回転可能に収容され、前記係合溝(15)に係合して所定の範囲に前記駆動側回転体の相対回動を規制する係合凸部(18,33)が形成され、該係合凸部の外周側壁面には、前記外輪の内周面に対向する制御面(19,31,32,34)が形成された従動側回転体(10)と、前記開口部において、前記外輪の内周面と前記制御面との間に収容され、直径が前記制御面の回転方向の中央部(19a,31a,32a,34a)と外輪の内周面間の間隔より短く、前記制御面の回転方向の側部(19b,19c,31b,32b,34b)と外輪の内周面間の間隔より長い転動体(11)と、を備え、前記駆動側回転体の回転時には、前記転動体を前記開口部の内壁面にて押圧して前記制御面の略中央部に配置して、該駆動側回転体の回転力を前記係合溝から前記係合凸部を介して前記従動側回転体に伝達し、該従動側回転体の回転時には、該転動体を前記制御面にて押圧して前記外輪の内周面と該制御面との間で挟持させ、該従動側回転体の回転を阻止するクラッチにおいて、前記制御面を、前記中央部が前記両側部を結ぶ直線より径方向外側に配置され、且つ前記中央部と前記側部との間の中間部(19d,31c,32c,34c)が前記中央部と前記側部を結ぶ直線より径方向外側に膨れる弧状となるように形成したことを特徴とするクラッチ。
IPC (5件):
F16D 41/06 ,  B60J 1/17 ,  E05F 15/16 ,  F16D 15/00 ,  H02K 7/10
FI (5件):
F16D 41/06 E ,  E05F 15/16 ,  F16D 15/00 Z ,  H02K 7/10 Z ,  B60J 1/17 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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