特許
J-GLOBAL ID:200903044405720984

直交する1次振動および2次振動の相互干渉を防止した回転速度ジャイロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-517158
公開番号(公開出願番号):特表2000-509812
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】それ自身の回転を検出するための回転速度ジャイロスコープ(100)は、基体(102)と、基体(102)に対して1次振動子サスペンション(104)を介して変位可能に支持された1次振動子(106)と、1次振動子(106)に対して変位可能に設けられ、1次振動子サスペンション(104)から離れた位置に設けられる2次振動子サスペンション(112)によって支持された2次振動子(114)とを備える。2次振動子サスペンション(112)は、1次振動子(106)で発生した振動が2次振動子(114)に伝達されることができるように構成され、一方でコリオリ力によって発生した2次振動子(114)の振動が1次振動子(106)へ逆伝達されないように構成される。それに加え、1次振動子(106)と2次振動子(114)の主面は実質的に同一面上に伸び、1次振動子(106)および/または2次振動子(114)の振動が上記平面で起こるように構成される。
請求項(抜粋):
回転を検出するための回転速度ジャイロスコープ(100;200;300;400;500)であって、 基体(102;402)と、 1次振動を発生するように励振される1次振動子(106;206;306a;306b;406;506)と、 コリオリ力によって2次振動か引き起こされる2次振動子(114;230;232;314a;314b;430;432;514)であって、上記1次振動子および上記2次振動子の主面が実質的に同一平面内に伸び、上記1次振動子の振動および/または上記2次振動子の振動が上記平面内で起こるように構成された2次振動子と、 1次振動子サスペンションを構成し、かつ1次振動子(106;206;306a;306b;406;506)が1次振動の方向に振動するように上記1次振動子を上記基体(102;402)に対して変位可能に支持する第1スプリング手段(105;204;304;404;504)と、 2次振動子サスペンションを構成し、第1スプリング手段(104;204;304;404;504)から離れて配置され、1次振動子(106;206;306a;306b;406;506)を2次振動子(114;230;232;314a;314b;430;432;514)に対して連結する第2スプリング手段(112;234;236;312a;312b;434;436;512)とを備え、 上記2次振動子サスペンションは、 上記1次振動を2次振動子(114;230;232;314a;314b;430;432;514)に対して伝達し、 2次振動子(114;230;232;314a;314b;430;432;514)を2次振動の方向に変位可能とし、 かつ上記2次振動が1次振動子(106;206;306a;306b;406;506)に逆伝達されるのを実質的に防止するよう構成されていることを特徴とする回転速度ジャイロスコープ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 角速度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-143148   出願人:株式会社村田製作所
  • 力学量センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-274529   出願人:日本電装株式会社
  • 角速度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-142764   出願人:キヤノン株式会社
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