特許
J-GLOBAL ID:200903044494558451

プロピレン系樹脂組成物及びそれを用いた食品容器、医療部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-097546
公開番号(公開出願番号):特開2009-299025
出願日: 2009年04月14日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】耐熱性、高剛性という特性を有し、さらに、流動特性がよく成形性を改良したプロピレン系樹脂組成物及びそれを用いた食品容器、医療部材を提供する。【解決手段】1〜50重量%のプロピレン系重合体(M)と、50〜99重量%のホモポリプロピレン、もしくはエチレン含量が0.5重量%以下のエチレン-プロピレン共重合体(H)から構成されるプロピレン系樹脂組成物;このプロピレン系樹脂組成物を成形してなる食品容器、医療部材によって提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
1〜50重量%のプロピレン系重合体(M)と、50〜99重量%のホモポリプロピレン、もしくはエチレン含量が0.5重量%以下のエチレン-プロピレン共重合体(H)からなるプロピレン系樹脂組成物であって、 プロピレン系重合体(M)は、下記(i)〜(vi)に規定する要件を満たし、また、ホモポリプロピレン、もしくはエチレン含量が0.5重量%以下のエチレン-プロピレン共重合体(H)は、下記(vii)〜(ix)に規定する要件を満たすことを特徴とするプロピレン系樹脂組成物。 (i)メルトフローレート(MFR)(温度230°C、荷重2.16kg)が0.1g/10分以上、100g/10分以下であり、 (ii)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定する重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Q値)が3.5以上、10.5以下であり、 (iii)GPCによって得られる分子量分布曲線において、全量に対して、分子量(M)が200万以上の成分の比率が0.4重量%以上、10重量%以下であり、 (iv)オルトジクロロベンゼン(ODCB)による昇温溶出分別(TREF)において、40°C以下の温度で溶出する成分が3.0重量%以下であり、 (v)13C-NMRで測定するアイソタクチックトライアッド分率(mm)が95%以上であり、 (vi)伸長粘度の測定における歪硬化度(λmax)が6.0以上であること。 (vii)アイソタクチックペンタッド分率が95%以上であり、 (viii)プロピレン系重合体(M)のGPCで測定する重量平均分子量(Mw)が10万〜100万であり、 (ix)MFR(230°C、2.16kg荷重)が10〜100g/10分であること。
IPC (5件):
C08L 23/10 ,  C08L 23/16 ,  C08F 10/06 ,  B65D 65/02 ,  B65D 1/00
FI (5件):
C08L23/10 ,  C08L23/16 ,  C08F10/06 ,  B65D65/02 E ,  B65D1/00 A
Fターム (29件):
3E033BA13 ,  3E033BA16 ,  3E033BB01 ,  3E033CA03 ,  3E033CA06 ,  3E033FA01 ,  3E033FA02 ,  3E033GA02 ,  3E086BA02 ,  3E086BA15 ,  3E086BB74 ,  3E086BB85 ,  3E086CA01 ,  3E086CA27 ,  3E086DA08 ,  4J002BB131 ,  4J002BB152 ,  4J002GB01 ,  4J002GG01 ,  4J100AA03P ,  4J100CA01 ,  4J100CA11 ,  4J100DA19 ,  4J100DA42 ,  4J100DA50 ,  4J100FA10 ,  4J100FA43 ,  4J100JA51 ,  4J100JA59
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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