特許
J-GLOBAL ID:200903044665849620

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-238349
公開番号(公開出願番号):特開平11-168887
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】2種類の電力変換回路にてスイッチング素子をストレスを増加させることなく兼用化し、且つ負荷の変動があっても素子耐圧の上昇が生じない電源装置を提供する。【解決手段】各々が少なくとも1つのスイッチング素子を有する電力変換回路を少なくとも2つ有し、スイッチング素子のうち少なくとも1つが少なくとも2つの異なる電力変換回路に兼用される。兼用されたスイッチング素子に流入する異なる電力変換回路からの電流のうち、少なくとも1つの電力変換回路から流入する電流が、他の少なくとも1つの電力変換回路から流入する電流と逆極性にされ、互いに打ち消す方向に流れる期間を少なくとも備えた制御手段を具備する。さらに回路の状態を検出する手段を持ち、負荷抵抗の低下に伴ってスイッチング動作を変更させる。故に、負荷に変動があっても素子耐圧の上昇を有効に防ぎ得る。
請求項(抜粋):
逆方向通電要素をそれぞれ並列に備える第1及び第2のスイッチング素子を順方向が一致するように直列接続された第1の直列回路と、逆方向通電要素をそれぞれ並列に備える第3及び第4のスイッチング素子を順方向が一致するように直列接続された第2の直列回路と、前記逆方向通電要素と同方向の2つの整流素子の第3の直列回路と、前記第1、第2及び第3の直列回路がそれぞれ並列に接続される平滑コンデンサと、前記第1の直列回路の両スイッチング素子の接続点と第3の直列回路の整流素子の接続点との間に交流電源を介して接続される第1のインダクタと、前記第1の直列回路の両スイッチング素子の接続点と前記第2の直列回路の両スイッチング素子の接続点との間に負荷回路を介して接続される第2のインダクタと、交流電源に接続され、少なくとも前記スイッチング素子と第1のインダクタとを含む昇圧チョッパ回路と、平滑コンデンサに接続され、少なくとも前記スイッチング素子と第2のインダクタとを含む降圧チョッパ回路と、前記昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路とのスイッチング素子が少なくとも1つ兼用され、昇圧動作する場合の電流と降圧動作する場合の電流とが前記兼用されているスイッチング素子に互いに打ち消す方向に流れる期間を少なくとも生ずるように動作させる制御手段と、前記負荷回路の状態を検出する負荷状態検出手段とを備え、負荷回路には交流電源と同期した交流電圧を出力する電源装置であって、前記制御手段は、前記負荷状態検出手段の出力信号を受けて、負荷回路の負荷抵抗の低下に伴って前記スイッチング動作を変化させるように制御することを特徴とする電源装置。
IPC (2件):
H02M 7/5387 ,  H05B 41/24
FI (2件):
H02M 7/5387 Z ,  H05B 41/24 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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