特許
J-GLOBAL ID:200903044798740930

ハイブリッド自動再送要求方式によるデータ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221673
公開番号(公開出願番号):特開平8-088620
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は通信路の特性の悪化状態に応じて送信情報の誤り訂正を効率良く適正に行うことができるハイブリッド自動再送要求方式によるデータ通信システムを提供することを目的とする。【構成】受信されたデータに誤りがある場合は第2制御手段27の制御によってNACK信号が第1制御手段19へ送信され、これによって第1制御手段19がその誤りのあったブロック番号のデータの他のフレーム化されたデータを送信し、この送信されたデータを含めた先の誤りのあったデータと共に復号を行うので、再送回数に応じて符号化率が変わる符号として処理ができ、この結果、1度目の送信よりは2度目、2度目よりは3度目というように再送回数が増す毎に訂正能力が高くなり、通信路の特性の悪化による再送回数の急増を抑えることができるように構成する。
請求項(抜粋):
受信装置から送信装置へデータの再送要求を行う帰還路を有するハイブリッド自動再送要求方式によるデータ通信システムにおいて、前記送信装置を、送信データを複数のブロックに分割するブロック化手段と、該ブロック化手段から出力されるブロックデータに誤り検出のためのチェックデータを付加する誤り検出データ付加手段と、該チェックデータの付加されたブロックデータを誤り訂正符号化し、この誤り訂正符号化されたデータを複数のフレームデータに分割する符号化手段と、該複数のフレームデータにブロック番号及びフレーム番号を付加する番号付加手段と、該ブロック番号及びフレーム番号の付加された複数のフレームデータを記憶する第1記憶手段と、該第1記憶手段に記憶されたフレームデータをブロック番号順に読みだして送信する制御にあって、前記受信装置から送られてくる該ブロックデータに誤りがあることを示すNACK信号の受信時に、該NACK信号が示すブロック番号の未送信フレーム番号のフレームデータを送信し、該ブロックデータに誤りが無いことを示すACK信号の受信時に、次のブロック番号のフレームデータを送信する制御を行う第1制御手段とを具備して構成し、前記受信装置を、前記送信装置から送られてきたフレームデータのブロック番号及びフレーム番号を抽出する番号抽出手段と、該番号抽出手段によって抽出されたブロック番号及びフレーム番号毎にフレームデータを記憶する第2記憶手段と、該第2記憶手段から読みだされたフレームデータのフレーム数に対応した符号化率で復号を行う復号手段と、該復号手段で復号されたフレームデータ中のチェックデータによって誤り検出を行う誤り検出手段と、該第2記憶手段に記憶されたフレームデータを読み出す制御を行うと共に、該誤り検出手段によって誤りが検出されなかった場合に前記ACK信号を送信し、誤りが検出された場合に前記NACK信号を送信する制御を行う第2制御手段とを具備して構成したことを特徴とするハイブリッド自動再送要求方式によるデータ通信システム。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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