特許
J-GLOBAL ID:200903044929942488

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300207
公開番号(公開出願番号):特開平10-146090
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 ブラシレスモータのロータの永久磁石から発生する磁束を極力有効に利用すると共に、トルク変動を低減し、しかも、モータ効率の低下並びに製造コストの上昇を防止する。【解決手段】 本発明のインバータ装置は、正弦波駆動方式でブラシレスモータ11を駆動する際に、回転速度と電圧指令とに基づいて電圧の位相を調整するように構成したので、トルク変動を小さくすることができ、しかも、巻線電流の位相と誘起電圧の位相とがずれないように構成することができるから、モータの効率の低下を防止できる。そして、この構成の場合、電流センサを用いる必要がないので、製造コストが高くなることもない。また、矩形波通電から正弦波駆動に切り替える際に、電圧指令を調整するように構成したので、切り替えをスムーズに行うことができる。
請求項(抜粋):
ブラシレスモータの複数の巻線に発生する誘起電圧と一定の位相関係を持つ位置センサ信号に基づいて前記複数の巻線に通電して前記ブラシレスモータを駆動するインバータ装置において、前記位置センサ信号に基づいて前記ブラシレスモータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度と電圧指令とに基づいて電圧の位相指令を決定する電圧位相指令決定手段と、前記位置センサ信号に基づいて前記位置センサ信号の変化周期よりも短い周期で前記ブラシレスモータのロータの位置を検出する位置検出手段と、前記電圧位相指令と前記ロータ位置とに基づいて電圧位相を決定する電圧位相決定手段と、電圧位相に対応した電圧率を記憶する電圧率記憶手段と、前記電圧位相と前記電圧率記憶手段に記憶されている電圧率とに基づいて電圧波形を決定し、この決定した電圧波形形成用の駆動信号を形成する第1の駆動信号形成手段と、この第1の駆動信号形成手段により形成された駆動信号に基づいて前記複数の巻線に通電するモータ通電手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 6/08
FI (2件):
H02P 6/02 371 S ,  H02P 6/02 371 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • モータの制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-177600   出願人:株式会社富士通ゼネラル
  • モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-319980   出願人:ローム株式会社
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-224299   出願人:株式会社東芝

前のページに戻る