特許
J-GLOBAL ID:200903045142855720

熱可塑性フルオロポリマーをコーティングした医療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  出野 知 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-526062
公開番号(公開出願番号):特表2005-534408
出願日: 2003年08月05日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
架橋性モノマー及び硬化剤を含有しない、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの熱可塑性コポリマーのコーティングを表面の少なくとも一部分に設けた医療装置。フルオロポリマーコーティングは、好ましくは非晶質熱可塑性樹脂であり、高度に不活性であり且つ生体適合性があり、良好な可撓性及び耐久性等の所望の機械特性が得られる弾性特性を有している。これらの特性により、コーティングを施した装置の機械的及び生物学的機能性に悪影響を及ぼすことなく、医療装置のアセンブリ、配置、拡張及び配置に必要とする機械的変形に耐えられるので、コーティングが「機能的に透明である」と考えることができる。更に、パーフルオロカーボン構造に由来する不活性は、機械的に透明な性質に寄与する。コーティングは、種々の液状又は固体状添加剤を有することができ、広範囲の治療薬を含む添加剤を多量に添加することができ、溶離可能な添加剤を使用したときには優れた薬剤溶離特性を示す。所望の機械的特性は、架橋性モノマー及び硬化剤が存在しない場合には驚くべきものであるが、そうでない場合にはこのような材料の生体適合性は不十分である。パーフルオロアルキルビニルエーテルは、パーフルオロメチルビニルエーテル、パーフルオロエチルビニルエーテル又はパーフルオロプロピルビニルエーテルであることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの曲げ性要素を備え、前記曲げ性要素の表面の少なくとも一部分にテトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの熱可塑性コポリマーコーティングを設けた移植可能装置であって、前記コポリマーが架橋性モノマー及び硬化剤を含まず、前記曲げ性要素の通常の屈曲直後に前記コーティングに実質的に巨視的クラックが認められない、移植可能装置。
IPC (2件):
A61M29/00 ,  A61L31/00
FI (2件):
A61M29/00 ,  A61L31/00 Z
Fターム (25件):
4C081AC06 ,  4C081BA01 ,  4C081BA02 ,  4C081BB07 ,  4C081BB08 ,  4C081CA132 ,  4C081CC01 ,  4C081CE02 ,  4C081CE03 ,  4C081DA03 ,  4C081DC03 ,  4C081EA06 ,  4C167AA50 ,  4C167BB06 ,  4C167CC07 ,  4C167CC08 ,  4C167FF05 ,  4C167GG04 ,  4C167GG37 ,  4C167GG42 ,  4C167HH06 ,  4C167HH08 ,  4C167HH09 ,  4C167HH12 ,  4C167HH14
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る