特許
J-GLOBAL ID:200903045177833966

蛍光内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148666
公開番号(公開出願番号):特開平11-332820
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 蛍光内視鏡において、撮像手段への入射光量を大きく確保する一方、対物光学系の焦点深度不足による像のボケを解消する。そしてこのボケ解消のための像回復処理を、蛍光内視鏡と観察対象物との位置関係が変化しても正確に行なえるようにする。【解決手段】 計測用照明光照射系13、14bから生体内部の部位30に、該部位30に励起光L1が照射された際に生じる蛍光L3の波長領域にある波長の計測用照明光L2’を照射させ、そのときの蛍光像撮像手段22および通常像撮像手段25の各出力画像信号S1、S2を演算手段23に取り込む。この演算手段23により、両画像信号S2、S1間で演算を行なって、画像の劣化関数を求める。そして蛍光像撮像時に蛍光像撮像手段22が出力する蛍光像を示す画像信号S1に対して、画像処理手段23により上記劣化関数に基づいて像回復処理を施す。
請求項(抜粋):
生体内部の部位に照明光を照射する照明光照射系と、前記部位で反射した照明光による像を結像させる通常像用対物光学系と、この像を撮像する通常像撮像手段と、光感受性物質の励起波長領域にある励起光を生体内部の部位に照射する励起光照射系と、前記励起光が照射された部位から発せられた蛍光による像を結像させる蛍光像用対物光学系と、この蛍光による像を撮像する蛍光像撮像手段とを備えてなる蛍光内視鏡において、生体内部の部位に、前記蛍光の波長領域にある波長の計測用照明光を照射する計測用照明光照射系と、この計測用照明光が照射された同一部位に関する前記通常像撮像手段および蛍光像撮像手段の出力画像信号を取り込み、これらの画像信号間で演算を行なって、蛍光像用対物光学系による画像の劣化関数を求める演算手段と、前記蛍光像撮像手段が出力した、前記蛍光による像を示す画像信号に対して、前記劣化関数に基づいて像回復処理を施す画像処理手段とが設けられたことを特徴とする蛍光内視鏡。
IPC (8件):
A61B 1/00 300 ,  A61B 1/00 ,  A61B 1/04 372 ,  A61B 5/00 101 ,  G01N 21/64 ,  G02B 23/26 ,  G06T 1/00 ,  H04N 7/18
FI (8件):
A61B 1/00 300 D ,  A61B 1/00 300 Y ,  A61B 1/04 372 ,  A61B 5/00 101 A ,  G01N 21/64 Z ,  G02B 23/26 D ,  H04N 7/18 M ,  G06F 15/62 390 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 蛍光診断用電子内視鏡装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-241103   出願人:旭光学工業株式会社
  • 蛍光断層像測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-028276   出願人:新技術事業団
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-114939   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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審査官引用 (2件)

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