特許
J-GLOBAL ID:200903045259905094

衝突安全性に優れたスポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-121392
公開番号(公開出願番号):特開2002-316267
出願日: 2001年04月19日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】【課題】 衝撃エネルギー吸収部材の最適なスポット溶接間隔を、部材の試作によらず、溶接部自体にかかる荷重と溶接部強度から求めることにより、部材の衝撃時の溶接部破断を防ぎ衝撃エネルギーの吸収を向上させる。【解決手段】 まず、金属板の板厚、母材引張り強さ、及びスポット溶接間隔を変数にして、部材の有限要素法解析を行い、衝撃時のスポット溶接部にかかる外部荷重の算定式を決め、金属板の板厚、母材強度をパラメータにして、onebar方式高速引張試験と呼ばれる特殊な動的試験により、溶接部の剥離強度を求める算定式が決まる。この2つの算定式からスポット溶接部にかかる外部荷重が溶接部の剥離強度を下回るように、2枚の金属板を重ねて溶接するスポット溶接間隔を求める。
請求項(抜粋):
2枚の金属板を重ねて溶接するスポット溶接方法において、(1)金属板の板厚t[mm]、板厚と部材断面の周長の比t/D[-]、母材引張り強さTS[MPa]、及びスポット溶接間隔P[mm]をパラメータにして、スポット溶接後の部材をメッシュモデル化することにより、有限要素法解析を行い、スポット溶接部にかかる外部荷重f1 [kN]を求め、(2)金属板の板厚t[mm]、母材引張り強さTS[MPa]及び溶接ナゲット径r[mm]をパラメータにして、動的試験により、溶接部の剥離強度f2 [kN]を求め、(3)スポット溶接部にかかる外部荷重f1 [kN]が溶接部の剥離強度f2 [kN]を下回るように、スポット溶接間隔を求める、ことを特徴とする衝突安全性に優れたスポット溶接方法。
IPC (4件):
B23K 11/11 540 ,  B23K 11/00 570 ,  B62D 21/15 ,  B62D 25/08
FI (4件):
B23K 11/11 540 ,  B23K 11/00 570 ,  B62D 21/15 C ,  B62D 25/08 E
Fターム (5件):
3D003AA05 ,  3D003BB01 ,  3D003CA09 ,  4E065EA04 ,  4E065EA06
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る