特許
J-GLOBAL ID:200903045602724882

光学素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山下 昭彦 ,  岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-239863
公開番号(公開出願番号):特開2006-209073
出願日: 2005年08月22日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 屈折率異方性層に配向性を付与する配向性付与層と屈折率異方性層との間での密着性を高めるとともに各層の耐久性を向上させることができる光学素子を提供する。【解決手段】 光学素子10は、透明基材11上に積層された配向性付与層12と、配向性付与層12上に積層された屈折率異方性層13とを備えている。配向性付与層12は、屈折率異方性層13に配向性を付与する配向規制力を有する配向膜であり、配向規制力を発現させることが可能な配向膜用組成物から形成されている。屈折率異方性層13は、重合性の液晶材料を含む液晶性組成物を硬化(重合)させることにより形成された液晶層からなっている。なお、配向膜用組成物には、ポリマーに加えて、一つ以上の官能基を持つモノマー又はオリゴマーが添加されており、配向性付与層12と屈折率異方性層13との界面近傍において、配向性付与層12中のモノマー又はオリゴマーが、配向性付与層12に隣接する屈折率異方性層13中の分子と架橋する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
透明基材と、 前記透明基材上に積層された配向性付与層と、 前記配向性付与層上に積層され、前記配向性付与層の配向規制力により配向性が付与された屈折率異方性層とを備え、 前記配向性付与層は、前記配向規制力を発現させることが可能な配向膜用組成物から形成された配向膜からなり、前記配向膜用組成物は、ポリマーと、一つ以上の官能基を持つモノマー又はオリゴマーとを含み、 前記屈折率異方性層は、重合性の液晶材料を含む液晶性組成物を硬化させることにより形成された液晶層からなり、 前記配向性付与層及び前記屈折率異方性層は、その界面近傍において、前記配向性付与層中の前記モノマー又はオリゴマーと、前記屈折率異方性層中の前記重合性の液晶材料とが互いに架橋されていることを特徴とする光学素子。
IPC (3件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/13 ,  G02F 1/133
FI (4件):
G02B5/30 ,  G02F1/13 505 ,  G02F1/13363 ,  G02F1/1337 520
Fターム (21件):
2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BC05 ,  2H049BC22 ,  2H088EA47 ,  2H088MA18 ,  2H088MA20 ,  2H090HB12Y ,  2H090HC13 ,  2H090HC14 ,  2H090HC18 ,  2H090LA06 ,  2H090MB12 ,  2H091FA11 ,  2H091FB04 ,  2H091FC08 ,  2H091FC10 ,  2H091FD15 ,  2H091GA06 ,  2H091GA17 ,  2H091LA19
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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