特許
J-GLOBAL ID:200903045648534131
車両用シート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-321573
公開番号(公開出願番号):特開2008-132902
出願日: 2006年11月29日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】操作ケーブルを操作する機構を省スペースに設置できるようにする。【解決手段】車両後突時の乗員の挙動変化を検知してヘッドレストの支承部を頭部に近接移動させる車両用シートである。乗員の背部からの押圧荷重によってフォームドワイヤ20が後方側に撓み変形すると、係る機械的操作移動量が2重構造の操作ケーブル70を介してヘッドレストの支承部を作動させる機構に伝えられる。操作ケーブル70は、アウター部材71の下端部がフォームドワイヤ20に結合されており、インナー部材72の下端部がスライド部材40に結合されている。スライド部材40は、フォームドワイヤ20が後方側に撓み変形することにより、それらの連結部を支点として下方側にスライド移動操作され、インナー部材72の下端部をアウター部材71の下端部から引き離す牽引操作を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両後突時のシートに着座した乗員の挙動変化を検知して、該乗員の頭部を受け止めるヘッドレストの支承部を頭部に対して近接するように相対移動させる車両用シートであって、
車両後突時のシートに着座した乗員の挙動変化を機械的操作移動量として検知する車両後突時の検知装置と、
該検知装置により検知された機械的操作移動量を、動力伝達部材としての操作ケーブルを介して前記ヘッドレストの支承部を作動させることのできるヘッドレスト移動機構側の部材に伝えるケーブル操作機構と、を有し、
前記車両後突時の検知装置は、車両後突時の勢いで乗員の背部がシートバックに圧し掛かる押圧荷重を受けて変形或いは変位する受圧部材によって乗員の挙動変化による機械的操作移動量が検知される構成となっており、
前記ケーブル操作機構における操作ケーブルは、軸状のインナー部材が管状のアウター部材の内部に軸方向に挿通された2重構造となっており、
該ケーブル操作機構と前記車両後突時の検知装置とは、前記操作ケーブルのインナー部材及びアウター部材の一方部材の端部が前記検知装置の受圧部材に結合されており、他方部材の端部が前記受圧部材の変形或いは変位に伴い該一方部材の端部が結合された箇所に対して相対的に接近或いは離間する方向にスライド移動可能に配設されたスライド部材に結合された連結構造とされていることを特徴とする車両用シート。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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車両用シート
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-271791
出願人:日本発条株式会社, トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (3件)
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座席
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-339169
出願人:難波プレス工業株式会社
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車両用シート構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-140620
出願人:マツダ株式会社
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車両用シート
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-184122
出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本発条株式会社
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